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一般質問を行いました!

2015年10月06日

【ハローワーク特区に知事、意欲を示す】


 一般質問が終わりました。

 まず、県史発行について知事は「厳しい財政状況の中、その費用対効果等を考えれば、基本方針の策定及び事業の再開を実施する状況にはない」と述べられました。

 私からは「県史と言った歴史や文化財に関わる事業を費用対効果、コストパフォーマンスで政策判断することがそもそもできるのか」と再登壇しました。

 というのも世界遺産登録に向けたこれまでの事業も、九州歴史資料館の設置も、そして文化財保護のための必要予算も、コスパがいいからしよう、という考えで実施されてはいない、はずであり、今後費用対効果ではその対比が困難な事業である歴史や文化財に関わるものまで、費用対効果という尺度で政策判断を行う、ということになれば、事実上、事業の推進は困難になるのではないかとも、感じたからです。

 県史発行に関する検討委員会は「可能な限り速やかに県史発行を再開すべし」という提言も行っています。ぜひ再開に向けて引き続き検討して頂きたいと思います。

 ハローワーク特区について知事は「本県としても手を挙げていきたいと考えている。」実施の意向を明確に言及されました。また県と国とのハローワーク等での事務の一体的実施についても「一体的実施の充実についても、今後検討してまいる」と検討の開始をあわせて言及されています。

 地方分権改革有識者会議について全国知事会にその時期について訪ねると、年内にはハローワーク特区等について議論の結論が出され、その後閣議決定される予定だと内閣府からは聞いているとのことでした。

 今から充分な情報収集と準備をぜひお願いしたいと要望しました。またまた事務の一体的実施に当たっては、市町村との連携も不可欠であることも付け加えました。

 ハローワーク特区について初めてその実施が言及され、ハローワーク等と県との事務の一体的実施についても検討を開始するなど、大きな成果のあった一般質問でした。


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