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下水道の意図的な広報はおかしい

2014年05月01日

 5月1日の「広報たがわ」で田川市の下水道普及率が0%であり、「下水道の整備が遅れています」という発言があっています。

 しかし、2010年現在でも水洗化率(合併浄化槽や集合処理を実施している割合)は56%を数えており、最新でも60%は超えていると思います。

 しかしこの表現では、田川市では水処理を行っていない、と誤解を生じるようなものになっており、極めて意図的です。

 しかも全国の下水道普及率を76%としていますが、過疎地域や人口減少地域の下水道普及率はいずれも厳しいのが実情です。

 事実、地方の県の下水道普及率を見ますと、

徳島県:16.3%

和歌山県:22.7%

高知県:34.9%

鹿児島県:40.3%

など、極めて低く、田川市郡では「公共下水道」を実施している自治体はありません。

 全国平均や県平均が76%や78.2%と高い理由は、人口の多い都市部で押し上げられている結果であり、田舎ではいずれも「公共下水道」は低い割合であるのは明白です。

 このような手法は、市民の判断を意図的に誘導するものであり、極めて問題だと感じます。


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