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社会主義青年インターの話し

2006年01月15日

昨日の夜中に思いっきり布団の中で汗をかいたので、今日の朝はようやく熱も引きました。しかし、かなり体力的にはきつい状況だし、せきがまだ止まらないのでいわゆる「病み上がり」って感じです。

大学には14時ぐらいに行き、22時まで勉強していました。何とかして終わらせないといけません。

Iusy 写真は、IUSY(社会主義青年インター)南アフリカ大会での参加証です。社民党は、世界的組織としてIS(社会主義インター)に加盟しています。特に欧州の社民党系の政党が中心で、ドイツ社民党・フランス社会党なども当然メンバーです。その青年組織がIUSYになっています。2001年11月に南アフリカ大会があり、それに党代表で参加することができました。しかし右も左も分からない上、当時パスポートすら持っていなかった有様で、「どこであるのか?」との問いに党幹部が「ヨハネスブルク」と答えたときは「よしっドイツやな」と勘違いまでしてしまいました(笑)。だから私は初めての海外は南アフリカなんですよ。めずらしいでしょ?

大会と入っても60カ国ぐらいが集まっていたので、かなり白熱した議論が展開されまいた。同じ社会主義・社会民主主義を標榜する政党の集団とはいえ、国際情勢で様々な見解の違いもありました。あと、イスラエル労働党もパレスチナ解放機構もこの組織に入っていて、互いに積極的にロビー活動を行っていたのも印象的です。また当時9・11テロの後のアフガニスタン戦争の最中だったため大会で「アフガン戦争反対」決議を採択しました。

私はその中でマレーシア民主行動党の方と友人にもなれました。いわゆる「華僑政党」で、マレーシアのブミプトラ政策(マレー人優遇政策)の転換を必死に訴えていました。

あと、印象的だったのは様々な部会がある中で「ゲイ・レズビアン部会」があったことでした。ちなみにIUSYの議長はゲイで事務局長がレズビアンであり、参加者の一定数が同性愛者だったため、同性愛者の権利擁護について積極的な議論がされていたのを覚えています。欧州で同性愛者の権利を訴えているのは社民政党がその中心になっているんですよ。

しかし、厄介なこともありました。

私が同性愛者からかなり気に入られてしまったんです。なんかある同性愛者の積極的に話しかけてくるので「なんでかな?」と思ったらあとにほかの参加者から「あれはお前のことを気に入っているみたいだから、お前が異性愛者なのだったら気をつけろ」と言われました。異性愛者ではあるので、本当に困りました。ほかにも違う同性愛者から「ゆっくり部屋でお酒を飲もう」とか「好きな人はいるのか?」などのアプローチを連発されました。人から好かれることは良いのですが、友情的好意で収めてほしかったな。

あとは、唯一ヨハネスブルク市内を観光する機会があって、バスに乗り込んでいろいろ回ったとき(途中、マンデラ元大統領の生家にも行きました)、市内中心部に降りたら、いきなり銃声が・・・・。きちんと確認していないので、銃声なのかは定かではないのですが、その時すぐにバスにみなが引き返し観光は終了になりました。

といろいろありましたが、本当に有意義な経験でした。帰りは「もう一生南アフリカには行かないんだろうなあ」と思いながらの岐路でした。

社民党に入党してまだ5年ぐらいですが、ほんといろんな経験をさせてもらえます。

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