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若者が住みたくなるまちづくり

2007年10月26日

今日は昨日参加した『全国過疎問題シンポジウム2007 INふくおか』の分科会

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「若者が住みたくなるまちづくり」に参加しました。これは田川市にある福岡県立大学で開催され、特に田川地域で活躍している若年層の方々が、活動を報告したりしました。

 

特に印象的だったのは、川崎町でアグリカフェを開いている「ラピュタファーム」の杉本さんの講演。来てくれた人にすばらしい食事と思い出を提供しつつ、しかしただ採算度外視で趣味でしたりするわけではなく、しっかり食べていける仕組みをつくりながら、しかも社会貢献も積極的に行っていっている行動姿勢には頭が下がりました。

 

ここがあるのは知っていたのですが、実は一度も行ったことがなく、しかもこんないろんな活動をしているは知らなかったので、近いうちにぜひ行こうと思っています。

 

しかし、川崎町には他にも「オーナー制りんご園」や合鴨農法で米を作っている農家など、農業に関係するいろんなものがあります。これをもっと前面に打ち出して、魅力をあげていければ田川のイメージアップにもつながると思います。

 

イメージアップといえば、杉本さんが言っていた熟語で印象的だったのが

 

「風評過疎」

 

という言葉。

 

とかく筑豊地域、特に田川地域は「治安が悪い」とか「暗い」というイメージが先行し、先日行った筑豊地域のイメージに関するアンケートでも33%が「悪い」という答えだったそうです。しかし私のような20代の議員が誕生することもできる街ですし(笑)、人情があり、自然も豊かで、教育環境も比較的よい地域ではないかと思っています。

 

風評過疎をなくしていくためには、その地域の中にいる者がどんどん外部に田川のよさを訴えていくことも必要だと思います。私も地方議会の一員として、しっかり考えていこうと思います。

 

また、炭坑節を現代風にアレンジして、炭坑節を若い世代に親しみのあるものにしていく活動をしている田川商工会議所の中村さんと大庭さん、また田川市職員約25名で構成している「FIT」の金子さんも講演していました。

 

あとの

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パネルディスカッションでは今の田川の課題について

 

  • 「田川にある情報を整理してほしい」
  • 「行政職員はマクロ的な視点しかない。ミクロをどうするか。そのためにも協働が必要」
  • 「まちづくりに市民が参加しやすい仕組みづくりを」

 

などの意見が出ていました。特にまちづくりに市民が参加しやすい仕組みは協働のまちづくりを実現するためにも必要です。自治基本条例の制定などもその一つですし、その制定過程には市民を審議委員で参加してもらうことも協働の一つです。まずは審議会の原則市民公募をぜひしたいと思っています。といってもこんなことは大阪府箕面市では10年前にしているんですけどね(^^;

 

しかしいろんな刺激をもらいました(^^)今度は私も「若者が住みたくなるまちづくり」を目指し市議会の場で政策提案していきます。

 

その後は、社民党常任幹事会に出席するため福岡市へ。来るべき衆院選や秋季の党行動について話し合いました。

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