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福岡県の認知度、ワースト3位

2008年05月02日

今日の朝日新聞に小学生を対象とした47都道府県の場所を当てる問題で、福岡県がワースト3位の49.8%だったという記事がありました。ワースト1位は宮崎県、2位は島根県でしたが、1位との差は3%と、かなり深刻な数字となっています。

 

うーーん、福岡県は結構認知されていると思っていましたが。宮崎県みたいに「福岡はここばい!」って書いたはっぴを作ってPRとかしたら、マスコミにも売れていいんじゃないかな。

 

話は変わり・・・

 

かつては横行していただろう買収選挙。いまだに続いているところがありました。以下は引用です。

 

<公選法違反>有権者306人にハム 元町議に有罪判決

 有権者306人にハムの詰め合わせを贈ったなどとして、公選法違反(物品買収など)の罪に問われた徳島県藍住町東中富の元町議、木内真三郎被告(72)に対し徳島地裁(畑山靖裁判官)は2日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。この事件では、306人が書類送検されており、畑山裁判官は「事件を契機に地域全体が改まることを期待する」と述べた。

 判決によると、木内被告は2月の町議選を巡り、昨年11月、306人にハムの詰め合わせ(計約143万円相当)を宅配。また、昨年10月~今年2月、有権者15人に現金計85万円を渡し、投票や票の取りまとめを依頼するなどした。

 畑山裁判官は「(事件の背景は)民主的な地方政治の重要性、必要性を欠いたこと」と指摘した。【向畑泰司】(毎日新聞)

 

よくもまあ堂々とこんな買収を・・・。こんなに堂々としてるんなら以前も行っていたんじゃないか、とかんぐってしまいます。

 

この被告は3期目でこれが終わると議員年金がつき、議長にも推すという声があったと検察側は述べています。議員年金といっても4年後は76歳。そこまでおいしい制度とも思えないですけどね。

 

前、知人から「公職選挙法って複雑だが、フェアな闘いを目指すという趣旨は一貫している」と言われたことがあります。私自身は選挙期間中のネット解禁や、文書頒布、戸別訪問の解禁など、公職選挙法改正を目指す立場ですが、このような買収は決して許されるものではありません。

 

しかし全国の市町村議会議員選挙は、まだまだこんなんじゃない暗部がたくさんあります。

 

ちなみに知人で現役警察官の方から選挙違反の取締りの実態を聞いたことがありますが、それはそれでよくがんばっていました。

 

明日は61回目の憲法記念日。生存権、平和が脅かされる今だからこそ、憲法の理想に社会が動いていかなくては、と思っています。

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