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英彦山へ

2009年02月11日

今日は約1ヶ月ぶりに1日休日にしようと予定をまったく入れていなかったのですが、午前中に仕事が入り、半休に。

 

ということで午後から英彦山神宮に行ってきました。ある方の健康祈願をするためです。

 

せっかくなので、英彦山に新たに登場した

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スロープカーに乗りました。これは下と奉幣殿までをつなぐスロープカーで、これまで石段だけで奉幣殿まで上っていたものからは格段に変わり、足腰の不自由な高齢者や、車椅子の方でも行くことができるようになった点では、とてもよかったのかなと思います。

 

しかしもちろん税金で建てた施設です。かなりお金がかかってるだろうな、と思うようなつくりになっていました。

 

また中間の駅はもともと小学校だったところを活用した建物になっていて、その中に

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山伏に関する文化財を展示する施設がありました。無料で見ることが出来るのですが、当時の山伏の生活風土や仏像、また明治初期の廃仏毀釈による破壊の歴史などが見て取れる施設となっており、とても勉強になりました。

 

そして

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奉幣殿へ。

 

これまでは

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この300段以上の階段を上らないと奉幣殿にはいけませんでした。

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帰りのスロープカーからの車窓です。今日は黄砂が降ったので、少し視界が悪いですね。

 

帰りに

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温泉のあるしゃくなげ荘で日帰り温泉を楽しみました。

 

しかしこの英彦山周辺の観光については、それぞれの施設は立派なのに、たんにそれぞれが「ある」だけの状況になっており、有機的につながっていないととても思います。要するにマネージメントする人がいないか、その人に問題があるかのどちらかです。

 

また現在は建てたばかりですが、その後の経年劣化による補修、人件費、債務の返還など課せられた税金の負担は建設費の何倍もかかってしまいます。公共施設が目白押しの添田町にあって、高齢化の進展に伴う民生費の増加や、この施設などの負担増等によって支出は大幅に増加することが予想されます。

 

一方で現役世代の減少や地方交付税の減額等に伴う税収の減少も加速度的に進むでしょう。

 

田川市でも同じことが言えますが、ようは負担は増えて収入が減る中で、今の状況が身の丈以上の状況になっていないかどうか。身の丈にあっていないとしたら、身の丈にあわせるためどうするのか、また身の丈以下にしないと財政再建できないのであればその方法について、いろんな角度から追求していかなければならないと思います。

 

それらの点からも将来負担について添田町の執行部としてはどのように考えているのでしょうね。

 

 

 

・・・、とゆっくりするつもりで英彦山まで来たのに、施設を見ながらそんなことばかり考えていました(^^; 

 

以前知人から「田川に帰って来れないぐらいの距離に行って休憩したほうが落ちつくはずだよ」と言われましたが、まさに今回は言いえて妙です。本当にゆっくりしたいなら、私場合県外がいいのかもしれません。

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