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田川市育英資金奨学生選考基準の全文を掲載します

2009年05月22日

今日は社民党福岡県連合常任幹事会に参加。

 

明日天神旧岩田屋前で午後1時より社民党福岡県連合青少年局・女性局合同で街頭演説活動をします。見かけたらビラをとってください(^^)

 

 

その後は私の兄が入っている社長の集まりである「ラポール」のメンバーの方々と一緒に福岡市内にある福岡県立のスポーツ施設「アクシオン」というところで筋トレ。

 

筋トレも楽しかったのですが、なによりもラポールメンバーとの会話が一番ためになりました。なんでもホジティブであることはとても重要です。

 

 

話は変わり・・・

  

今日の朝日新聞に田川市育英資金の件が記事に出ていました。

 

田川市のHPには田川市育英資金の選考基準について掲載がないので、私が紹介したいと思います。平成21年度は応募としては

 

○高校生     定数5名  応募1名

○専門学校生  定数5名  応募1名

○大学生     定数25名 応募23名

 

とすべてで定員割れしています。しかし以下の選考基準を見ていただければ分かりますが、同じ日本学生支援機構の無利子による奨学金の選考基準よりかなり緩やかなはずです。

 

今年度は終了しましたが、来年受けようと思われる方はぜひ参考にして下さい。

 

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○資格

当該年の3月末までに、保護者が満2ヵ年以上田川市に居住しているものの子弟で、大学及び高等専門学校もしくは高等学校並びに専修学校の専門課程へ入学または在学している者であること。

ただし、学業成績が3.0未満(5点評価)の者、または本人の属する世帯の前年金額(課税対象所得金額)が900万円を越える者は除く。

 

○選考の基準とする部門

ア、学業成績の基準  イ、家計、家庭の状況

 

○各部門の評価割合並びに評価基準

①各部門の評価点数の最高を50点とし、総合評価点数の最高を100点とする

②各部門の評価基準

大学及び専修学校の専門課程の新入学生は、高等学校の最終学年の成績とし、高等学校の新入学生は、中学校の最終学年の成績による。

また大学の在学生は前年度の大学の成績とし、高等学校の在学生は前年度の高等学校の成績とし、専修学校の専門課程の在学生は、前年度の専門課程の成績による。成績の評価は全教科の平均点とし、小数点第2位以下を切捨て、別表1により換算評価する

 

  成績点数        評価点数

4.8以上            50

4.6以上4.8未満      48

4.4以上4.6未満      45

4.2以上4.4未満      42

3.9以上4.2未満      39

3.6以上3.9未満      36

3.3以上3.6未満      33

3.3以上3.3未満      30

3.0未満            0

(注)大学の成績点数は、優90・良75・可65とし、20で除したものを換算評価する。

 

○大学在学生は、在学年次までに取得した単位数が次の取得単位に満たない場合は、対象外とする

1年次  31単位以上

2年次  57単位以上

3年次  85単位以上

 

○家計、家庭の状況

本人の属する世帯の前年における1年間の所得額より、別表2の特殊事情による控除額を控除した金額を、別表3の通り換算評価する

 

別表2控除事情(本人は含まない)による控除

           特殊事情                 控除額

両親がいない者                       100万円

母子、父子家庭であること                  60万円

世帯内に小、中学生がいる場                30万円

世帯内に高校生がいる場合                 50万円

世帯内に大学生がいる場合                 70万円

世帯内に心身障害者または長期療養者がいる場合  100万円 

 

別表3所得評価表

      所得額       評価点数

250万1円~300万円以下   50

300万1円~350万円以下   45

350万1円~400万円以下   40

400万1円~450万円以下   35

450万1円~500万円以下   30

500万1円~550万円以下   25

550万1円~600万円以下   20

600万1円~700万円以下   15

700万1円~900万円以下   10

900万1円~            0

 

○選考基準の特例

奨学生申込者のうち特例の事由があると認められる者については、委員会の審議を経て決定する。

 

○選考方法

①各部門の評価点数を合算し、その点数の高い者から順に採用する。

(定数:高等学校及び高等専門学校5人、専修学校の就業期間が2年以上の専門課程の生徒5人、大学の学生25人)

②当該採用年度の採用決定者のうち、第1回貸付決定を行うまでに辞退者があった場合は、次の順位の者を採用する。

③評価点数が同点の場合は、成績、家計の順位による。

 

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なお、選考基準には書いていませんが連帯保証人が求められます。

 

改めて言いますが、この奨学金制度は年間約3000万円という田川市としては少なくない額の税金を投入しています。

 

だからこそ上記に書いたぐらいのものはHPなどで掲載したり(申込書をPDFで添付するのも必要です)、学校にこの奨学金制度の詳細が書かれた案内パンフを該当する生徒全員に配布したりするのを、次の募集までに必ず行うべきです。

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