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田川市・川崎町清掃センター、21億円で大規模改修を提案

2010年07月24日

 また昨日は田川市・川崎町で運営しているし尿処理場(乙女環境センター)、ごみ焼却場(田川市川崎町清掃センター)の運営について協議する田川地区清掃施設組合田川市川崎町運営協議会が開催されました。

 そこでは現在運営している田川市川崎町清掃センターについて、経年劣化が激しいため早急な大規模改修が必要なことから、今年12月以降、大規模改修を取りかかりたいという事務報告がありました。

 

 総工費は約21億円。そのうち一定程度国等からの補助金が入りますが、田川市でも10億円近い一般財源を支出する必要があります。

 

 この事業を行ってどれぐらい現在の焼却場が持つのかと質問すると「おおむね7年程度」という執行部の答えが返ってきました。7年間で21億円と言うことは、毎年3億円かかることになります。現在も田川市川崎町清掃センターには約6億円以上の予算がかかっているのですから、合計するとごみ焼却に毎年9億~10億円の支出をしなければならないことになります。

 

 現在田川市川崎町ではごみ授乳量は年間約2万3千トンですから、おおむね1トンあたり約4万円以上の費用がかかることになります。昨年のダイオキシン基準超過排出の際は、他地域のごみ焼却場におおむね1トンあたり2万5千円程度で委託していたことになりますから、これでは非常にコスト高になります。
 
 

 私自身はそもそもごみ焼却は広域行政で行うべきだと思っています。本当にコストが非常にかかる上、非常に老朽化している焼却炉を改修することが必要なのかどうか、首長は他地域に委託をするために汗を流してお願いしたのか、などを十分に考え、審議を深めていかなくてはなりません。

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