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総務文教委員会続き

2010年09月22日

 人事課の給与カット関連議案以外で21日に説明・提案のあった議案は以下の通りです。

 

 人事課

 

 事務報告として、「田川市労働安全衛生管理体制」および「田川市特定事業主行動計画」が報告されました。

 

 「田川市労働安全衛生管理体制」では、市役所職員の労働安全や健康に関して衛生委員会が具体的に行っていくものです。民間企業でも一定以上の職員がいる企業について、同様の組織の立ち上げが義務付けられています。

 

 また「田川市特定事業主行動計画」は、田川市職員の子育て支援が主なもので、男性職員の育休取得の促進や、妊娠時の配慮などが規定されています。ただ多くが達成されていない、というかこの計画の事実を知らない職員がほとんどだろうと思います。特に所属長を中心に周知体制をしっかり行うよう、そして計画を策定した以上、達成状況を把握するよう、意見を言いました。

 

 教育総務課

 

 教育総務課からは、学校施設のアスベスト対策のための調査費用250万7千円の増額補正について説明がありました。新たに基準が厳しくなったので調査するものです。

 

 学校教育課

 

 学校教育課からは、3月議会で議会の増額修正で提案した小学校1年生から3年生までの35人以下学級実現に関する経費について、その後転校によって新たに教員措置をしなければならなくなった分の増額分298万円が提案。他にも小学校及び中学校の要保護・準要保護生徒援助事業費小学校190万9千円、中学校115万4千円増額する議案が提案されました。

 

 少人数学級については市長が15日の総務文教委員会で、「市長が『少人数学級を行う』と言ったのは、どこまで行うのか」と私が質問した際、市長「30人以下学級を小中学校全校で行う」と、それこそ明言したので、ぜひ来年度予算編成や、教員採用は今から準備する必要があると思うので、必要な準備をしてほしい、と要望しました。この件は梅林史議員からも同様の指摘がありました。

 

 また私がお願いして、小中学校の基準外定数の配置について「学校内格差がでないよう、市教委も公平・公正に取り扱ってほしい」と要望しました。特に小学校では猪位金小学校が1名しか基準外教員がついていないのに対し、金川小学校は5名配置されるなど、本当に適正配置をしているのか分からない事案もあります。またこの件はしっかり聞いていこうと思います。

 

 続いて、福岡県教職員組合(福教組)田川支部から出されていた「30人以下学級実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見の提出に関する陳情」については、陳情者の意向どおり意見書を提出すべきという判断になりました。

 

 生涯学習課

  

 生涯学習課からは、所管する運動場(旧武道館・猪位金グラウンド)の法面崩壊に関する災害復旧費1000万7千円などが提案されました。

 

 文化課

 

 文化課からは、市が発行した「図録『山本作兵衛の世界』」の増刷のための費用76万5千円及び、炭鉱住宅の建築学的調査のため、九州大学大学院人間環境額研究院 都市・建築学部門の菊池成朋教授の研究室へ委託するための経費75万2千円が提案されました。

 

 議会事務局

 

 議会事務局からは、田川市議会基本条例検討特別委員会で専門的知見を活用するため、講師に条例に関するアドバイス等をいただくため、その必要経費48万円及び、同特別委の消耗品8万8千円が提案されました。

 

 以上、予算案について全会一致で総務文教委員会としては可決すべきと決しました。

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