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決算審査特別委員会2日目続き

2010年09月30日

 

 監査事務局

 

 監査事務局では、行政監査も今回初めて行ったが、指定管理者が増えている中、財政援助団体監査も含め検討すべき、と要望しました。

 

 教育総務課

 

 教育総務課では、小中学校の施設管理のため12名の管理係職員がいるのに、なぜ年間20回、計51万円の草刈り業務委託を外部業者にしているのか質問。執行部からは「職員では難しい場所をお願いしている」と言うことだったので、その場所については後日確認してみようと思います。

 

 学校教育課

 

 学校教育課では、教育研究所のあり方について質問。実際どのような事業をしているのか、約1000万円が年間使われているが、学校現場への還元はどれぐらいあるのかについて正しました。執行部は調査研究、教育相談などをしていると言うことでしたが、説明は不十分のように感じます。

 

 またパソコンや周辺機器が学校現場には増えていますが、修理の際の関連予算が少ないことが問題になっています。周辺機器が増えた分、しっかり措置するよう要望しました。

 

 小学生、中学生の携帯電話の使用については他の議員から「場合によっては適正に使用することを前提に持つのを容認するのも必要では」と意見が出ました。事実、中学生に至っては半数以上が携帯電話をもっていると思います。それを「携帯電話は持ってはならないもの」として、持っていることを前提とした指導が出来なくなることによって、問題の本質に迫られないのではないか、と私も危惧します。

 

 小中学校の図書購入費では、小学校で1校当たり13万円~30万円、中学校で14万2千円~28万2千円が支出されており、今年度はその5%アップをしていると報告がありました。とは言え、1校1万円程度の予算増であり、読書教育を推進している田川市としては少ないのではないか、と述べました。

 

 生涯学習課

 

 生涯学習課は田川市の各校区にある活性化協議会の事務局や各種体育施設の関連業務(指定管理者の委託をしていますが)、平和事業などを受け持っています。特に体育施設管理については、個人的にも使用していて適正に管理しているのか、と思うところもあり、指定管理者との連携を行ってもらいたいと要望しました。

 

 また資料や事前の資料要望などに対しては個人的には生涯学習課が成果説明も含め、一番充実していたと思います。

 

 文化課

 

 文化課では美術館学芸員を職員採用すべきである、と訴えました。執行部からは来年度に正規採用の募集をかけるよう人事課と話し合っているとのことでした。また収蔵庫もいっぱいになっており、早急に対処すべきと付け加えました。

 

 図書館については、清掃業務委託料429万円かかっていることに対し、図書購入費800万円というのはあまりにもいびつであると指摘(これはこれまで何度も指摘しました)。執行部からは「削減に努力している」と言っていました。図書館掃除は現在1名の方が行っていますが、であるとすれば1名を臨時職員雇用し、集中的な掃除だけ外部委託をするという方式も検討すべきと要望しました。

 

 また図書館のコピー代が1枚20円であることに対し、10円に値下げすることを要望。検討すると回答がありました。

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