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総務文教委員会詳報

2011年06月01日

 今日は総務文教委員会が開催されました。今日は役職員の紹介と、事務事業の概要等について報告がありました。以下詳細を報告致します。

 

 山本作兵衛氏の炭鉱の記録が並びに記録文書の世界記録遺産登録について

 

 まず世界記憶遺産登録について、今後の動きが報告されました。世界記憶遺産の内定以降の動きでは、1ヶ月から2ヶ月以内には正式発表が行われる、とのことでした。ただ詳しくどのようなルートで来るのかなどは、文部科学省からなのか、それ以外なのか分からないとのことでした。

 

 そもそもこの申請は総務文教委員会でも以前報告はあり、その際世界遺産登録でアドバイザーになって頂いた海外や国内の識者にお願いして、田川市が自治体独自で申請したものです。その当時は文部科学省も正式な選考委員会を立ち上げていない段階だったのでできたことですが、現在は、選考委員会等事務局の立ち上げを行っており、国宝級のものを2点推薦することにしているとのことでした。

 

 私からは、これだけ田川市が注目されることなんてそうそうないのだから、かなりスピードを上げて取り組むべきでは、と注文。今日17時から緊急会議を開催して体制整備を早急に諮ることになっているとのことでした。また、学芸員の増員や各種予算の整備なども文化財に関する基金もあるので、それを活用しながら早急に措置すべきと提言しました。

 

 総合政策課

 

 総合政策課では懸案事項の旧日通工跡地について、議論になりました。現在市が造成して、草刈りまで行っていますが、県立高校へ無償貸与している状況です。他の議員からも「中途半端な状況を早急に解決する必要があるのではないか」という意見が多数出されました。今後担当課としても早急に県等を行うよう、要望がありました。

 

 人事課

 

 人事課からは組織機構改革について6日の総務文教委員会で事務報告を行うことが報告されました。また東北大震災のボランティア派遣については、一般職員を6名、保健師を4名派遣する方向で検討しているとのことでした。

 

 私からは、誤解を恐れずに言えばボランティア派遣こそ災害時の自治体のあり方や防災を考える意味でも最大の人事研修になると思うので、主事クラスは全員、主任クラス以上も必要に応じて輪番で応援に行くべきでは、と提言。こんなときに自治体が命綱になっているという現実や、被災地を直接感じ、そして少しでも早い復興を手助けする意味でも検討して欲しい、と要望。

  

 執行部からは現在行っているメンバーの話を聞いて決めていきたいとありました。しかしこれぐらい市長がサクッと決められそうなもんですけどね。。。

 

 また職員採用について、隔年採用はその年に採用試験を受けられない新卒者の思いも考える意味でも、毎年採用に切り替えるべきであると要望。また職員数をいくらにするのか、特に若手職員が少なくなっている中、一方で必要とされるニーズとそれに伴う市職員数は確実に増えていくはずなので、職員適正化という名の職員削減はもう再検討すべきと要望しました。 

 

 財政課

 

 財政課では、特別交付税が今回の東北大震災でどのように影響するのかを質問。先日の県での会議では、最低でも10%、それ以上を覚悟してほしいと言われた、と答弁がありました。田川市の場合昨年度約11億円が入ってきており、10%で1億1千万円が減額されることになります。

 

 この金額は田川市にとって大きな影響を与えます。今後もこの点について経過を教えてもらいたいと要望しました。

 

 総務防災課

 

 防災関係の担当部署として東北大震災に関して、その教訓を生かすべきと要望があがっていました。また電算関係では、沖縄県浦添市での先進的な取り組みを参考に田川市でも全面的な見直しを行うことを今年度行っていきたいと説明がありました。

 

 選挙管理委員会

 

 選挙管理委員会には、私からまず期日前投票所が狭く、かなり並んだという苦情もあったことから、場所の変更を行うべきと要望。また投票率が毎回低下していることに選挙管理委員会としていかに取り組むのか、選挙管理委員会で早急に議論すべきと提言。また投票所も遠隔地に投票所がある場合もあり、投票所の増加なども検討すべきでは、とも述べました。これらについて、選挙管理委員会で議論してもらいたいとも要望したところです。

 

 市民課

 

 市民課では総合窓口がどのようになっているのか、早急に体制整備して総務文教委員会にも報告してもらいたいと要望しました。すでに検討委が一定の結論も出していますが、その後の動きが全く見えません。やはり市民の利便性向上を図る意味でも、早急に行ってもらいたいと思っています。

 

 税務課

  

 税務課では収納対策に関して、単に取り立てを強化するだけではなく、分割納付の提示も分かりやすくするほか、分割納付も出来ると言うことをもっと市民にも知らせるべきであると要望しました。

 

 行政改革推進室

 

 行政改革推進室では、現在緊急課題検討委員会であがっている後藤寺幼稚園について、その状況について6日の委員会で報告するよう要望。教育委員会とともに報告することになりました。

 

 また「事業仕分け」を今年度行うことにしているとの説明に対し、仕分け対象が恣意的にならないようどのように取り組むかを質問。課が偏らない工夫などをしていきたいと答弁がありました。

 

 会計課

 

 会計課では特段大きな話はありませんでした。 

 

 監査事務局

 

 監査事務局では特段大きな話はありませんでした。

 

 教育総務課

 

 教育総務課では、今年度教育庁舎の耐震状況調査を行うが報告されました。ただかなり老朽化している施設であるため、恐らく耐震状況はかなり悪いのではないかと思います。その後の事も考えながら行動すべきではないかと要望しました。

 

 学校教育課

 

 学校教育課では、先ほど行政改革推進室で出た後藤寺幼稚園の経過について、一緒に報告してもらいたいと要望しました。また他の議員からはそのほかについても詳細を報告してもらいたいという要望があり、6日の委員会で報告することになりました。

 

 生涯学習課

 

 生涯学習課では、私が昨年12月に要望した市民プールの利用料金についての軽減策についてどのようになっているのか質問。課長からは「他自治体の状況を調べる必要があるため今年度は考えない」との答弁がありました。12月からもう6ヶ月以上経過しているのに、まだ検討もしていなかったことを示した答弁です。その後教育部長から「早急に検討して報告したい」とあったので、6月議会ではぜひ報告してもらいたいと思っています。

 

 文化課

 

 文化課では、最初に事務報告があった山本作兵衛氏の炭鉱記録画について文化課が所管することから、今後も人的・物的支援の強化に向けた取り組みを強化すべきと要望しました。

 

 また議会から選出される各種委員について以下のように決定しました。

 

 電子計算組織管理運営審議会委員

 佐々木、星野議員、柿田議員

 

 違法駐車等対策審議会委員

 二場議員

 

 暴走族根絶推進協議会委員

 尾崎議員

 

 国民健康保険運営協議会委員

 星野議員

 

 緑化推進委員会委員

 小林議員

 

 都市計画審議会委員

 佐々木

 

 育英資金委員会委員

 佐々木、星野議員、柿田議員

 

 公民館運営審議会委員

 梅林議員

 

 文化財専門委員会委員

 尾崎議員

 

 都市計画マスタープラン策定委員会委員

 二場議員

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