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総合計画住民説明会、説明が長すぎる!

2011年11月28日

 今日は執行部が行う第5次総合計画猪位金地区住民説明会に参加しました。

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 今回は第5次総合計画が策定されたことに伴い、その概要について総合政策課長が説明しました。また田川市立病院の事業管理者も来て、経営概要について説明しました。

 

 しかし全体時間2時間の設定に対して、説明時間は1時間45分(!)。これはいかんでしょ。明らかに住民側に立っていない一方的な説明でした。

 

 また資料も読めば分かるものを言っていることが多く、しかも詳しい中身については全く分からないため、ここ5年の基本計画などがどのような形になっているか、目標数値は、などが全く住民側はつかむことができません。

 

 住民側も「説明が長すぎる!」と何人もの人から追求もされていました。もっともなことだと思います。

 

 そしてここで大きな問題は市立病院の説明です。そもそも第5次総合計画の説明、という形で呼びかけしていたため、市立病院の経営状態などを詳しく説明するという認識のない住民の皆様はあっけにとられている様子でした。

  

 しかも事業管理者の説明が長すぎる。市立病院を「市民と共に」と標榜しながら、一方的な演説で質問時間を取ってしまう姿勢では、住民に理解されるはずもありません。

 

 また、事業管理者は田川市立病院の経営悪化の原因について、「高い病院建設費」と「低い繰入金」を理由に述べていました。そしてその比較については「全国同規模19病院を見て」と発言、その中で「2億4千万円が足りないという数字になった」とも付け加えました。

 

 その説明は明らかに間違っています。

 

 この19病院の平均については、すでに論理破綻していることが総務文教委員会の中でも指摘をされ、自身も「この資料は2か月で作ったもので、十分なデータ検証ができていない」と認めているではないですか。

 

 事実、この19病院の中には昭和34年建設のものが含まれていたり(明らかに建設物価が違う)したため、財政課から8病院は比較にならない、とダメ出しをくらっており、その上総務文教委員会では残りの11病院の中には、ただの増改築だけの病院があるため、10病院の比較とすべきと指摘されています。

 

 その上で、10病院と比較した場合は「高い病院建設費」「低い繰入金」は存在しないことがすでに立証されています(詳しくは2011年2月14日のブログに詳細を書いていますのでご覧下さい)。

 

 そして最後に事業管理者は「すべて事実に基づいて」という発言をしていますが、このことは、事実とは違う情報に基づいて住民に説明しており、矛盾します。こうやって全ての校区で説明をしたのなら、大きな問題です。

 

 

     田川市議会 議会報告会

 日時: 11月29日(火) 午後6時30分~午後8時

 場所: 田川市民会館(田川市伊田町2550−1

 内容: 1.議長挨拶 2.議会概要説明 3.各常任委員会の仕事内容説明 4. 議会改革の取組について説明(佐々木が担当) 5.市民との意見交換 6.副議長挨拶

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