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総務文教委員会

2012年05月30日

 昨日は総務文教委員会が行なわれました。その報告を今から行ないます。

 

 総合政策課

 

 「田川広域連携プロジェクト」について事務報告が行なわれました。

 

 これは福岡県が主導して県内をブロックにわけ「広域連携プロジェクト」として様々な取り組みを行なっているもので、田川地域は市郡8市町村で様々な取り組みを行うことになっています。

 

 具体的には以下の通りです。

 

 1.田川まるごと博物館プロジェクト

 「地域全体をまるで一つの博物館として捉え、地域外から人を呼び込み、地域(博物館)内を回遊してもらうため、その環境を整える」というもので、既存のイベントの魅力を発信したり、種田山頭火ツアーや山伏体験プログラムなどを取り入れた「田川まるごと博」を開催します。そのための講座の開催やHPの作成なども実施します。

 2.田川・人材力育成プロジェクト

 ア:「田川飛翔塾」事業

 日程:7月28日(土)~8月9日(金) 6泊7日

 会場:福岡県英彦山青年の家

 対象:中学生20名(田川地域の20中学校から1名ずつ)

 内容:講義、グループワーク、野外体験活動、国際交流等

 イ:「田川いきいき学舎」事業

 (1)修験の道プログラム

 日程:8月8日(水)~8月12日(日) 4泊5日

 会場:田川市郡の社会教育施設

 対象:田川市郡の小中学校に通う小学4年生から中学2年生まで30名程度

 内容:福知山から英彦山までの50キロハイク、自然観察、滝めぐり、アウトドアクッキングなど

 (2)遠賀川活用プログラム

 日程:7,10,11,1月の各1日

 会場:遠賀川水系の森林、河川敷、直方水辺館

 対象:田川市在住の小学4年生から中学2年生まで30名程度

 内容:遠賀川水系での植栽、清掃、環境学習など

 (3)親子学び体験プログラム

 日程:2日間(9月~12月頃)

 会場:未定

 対象:田川地域在住の親子15組

 内容:地元の自然観察、写真撮影など

 

 議員からは「もっと多くの生徒に参加の機会をすべき」「そもそも目的があってするものだが、補助金があるからするようになったのでは」と厳しい指摘もありました。

 

 福岡県の事業といえば、3月に降って沸いたような「田川マンス」というものがありますが、かなり多くの資金を投入しているような感じでしたが、あまり周知もなく、予算ありきだったのでは、という疑念も感じるようなものでした。せっかく行なうなら早い段階からの検討や目的の明確化が他の議員の指摘のように必要だと思います。

 

 総合政策課・教育総務課・学校教育課・子育て支援課

 

 2年後の2014年4月に開園予定の市立幼稚園・市立中央保育所・子育て支援センターの合築施設について事務報告が行なわれました。

 

 今回、建設に当たってはプロポーザル方式でデザイン公募を行なう事となりました。今後日程を決め、詳細を検討する予定です。

 

 また今回の移転に際して、特に子育て支援センターをはじめとした子育て支援課担当の部分についてその充実が計画にない事を指摘。そもそもこの施設については市長自身が「子育て支援の総合施設としたい」と述べて始まった施設でもあります。その思いはどうなったのか、と市長にも話をしました。

 

 市長からは「特にソフト面についてしっかり充実する形をとる」と議会で明言しました。ソフト面充実のために、具体的にどうするかが今後執行部には問われます。ぜひ様々な取り組みについて、今後充実を図る事を求めていきたいと思っています。

 

 総務課

 

 「定期人事異動に伴う役職員の状況について」事務報告が行なわれました。現在田川市では、以下のような役職員の状況になっています。

 

 職員合計:374名

 部長級:11名

 課長級:35名

 課長補佐級:50名

 係長級:55名

 主任:109名

 主事114名

 課長補佐級以上の管理職割合:25.6%(昨年度26.7%)

 

 今も4人に1人は管理職という割合になっています。

 

 副市長からは「特に部長級では、市立病院の部長級2名体制を1名体制にしていきたい」という答弁もありました。私自身も総数としての11名は多すぎだと思っています。

 

 世界記憶遺産推進室

 

 「山本作兵衛氏の炭坑の記録画並びに記録文書の保存・活用等検討委員会の検討結果報告」について事務報告が行なわれました。

 

 原画の保存や活用など様々な点での検討が行なわれました。またビジターセンターの創設や宿泊施設、物販などかなり大掛かりな計画なども含まれています。

 

 過剰な投資にならないよう留意しつつ、思いを後世に残すためにも今取り組むべきことをしっかり、そして早くに検討、実施すべきです。議会としても集中的な取り組みが求められます。

 

 学校教育課

 

 まず田川市立小学校長による給食費流用事件について事務報告。休職横領についてはこれまでも述べてきましたが、校長は懲戒免職となり、今後再発防止に向けて取り組みが行われることになっています。

 

 私からは、現在私費扱いになっている給食費を公費化し、チェック体制や管理体制の明確を早急に求めるべきと訴えました。そのためにも給食費に関する条例制定なども行なうべきと付け加えました。

 

 教育委員会からは「公費化を目標に取り組む」と言う答弁もありました。

 

 

 

 続いて休日学習推進事業「土曜数学まなび塾」の開催について事務報告が行なわれました。事情内容は以下の通りです。

 

 実施日:毎月2回(還俗第2土曜、第4土曜) 午前9時半~12時20分

 場所:田川市民会館

 対象者:田川市内の中学生(定員50名)

 方法:習熟度別の3グループに分けた実施をする

 そのほか、大学教授による講義(年間3回)を実施する。

 応募多数の場合は、抽選で実施する

 

 

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