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今日は、私の一般質問でした

2018年09月20日

【田川市のパラリンピックキャンプ地支援】
【建設労働者の待遇改善のための県計画策定へ】
 
 今回は、2つを質問。パラリンピックキャンプ地支援については、ドイツの車いすフェンシングチームとキャンプ地の基本合意を行った田川市の支援をはじめ、今後のパラスポーツの支援や障がい者スポーツの振興を質問。県も引き続き田川市の支援はもちろんのこと、障がい者スポーツの振興にしっかり取り組むことが表明されました。
 建設労働者の待遇改善については、「建設職人基本法」の制定により、これまでより建設労働者や一人親方の皆さんの安全衛生・待遇改善を図ることが明記され、国も基本計画の策定を行っています。
 また同法第9条には都道府県に対しても計画の策定を求めており、知事には建設労働者のおかれた現状や建設職人基本法の意義などについての認識を質問。その上で県計画の策定に関して、知事としてどのように取り組むのか質問しました。
 知事からは、県計画については、「建設業団体や労働者団体の皆様から幅広く意見を聞くなど、県内の実態を踏まえ、建設業全体の安全意識の向上や従事者の処遇改善の促進等が図られるよう、県計画の策定に取り組んでまいる」と答弁がありました。

【県は発注者・計画策定者として先鞭を切る改革を】
 今回の質問では、県として建設職人基本法に基づく県計画の策定を行っていくことが明らかとなりました。また、策定にあたっては、労働者団体や建設業団体へ意見を聞くこと、県内の実態を踏まえた県計画をつくる、という力強い答弁をいただきました。特に県内の実態を踏まえるためには、県内の建設業や建設労働者のおかれた現状がどのようになっているのか、実態調査を行わないと実態は踏まえられないはずであります。計画策定の前提となる実態調査を早期に実施するよう、強く要望しました。
 また、県は、公共工事の発注者です。計画を策定する主体なのですから、当然のことながら、県発注公共工事で、建設職人基本法や今後策定する県計画の理念の具現化の先鞭をきることが必要ではないでしょうか。施策展開においては、県計画に即した入札制度改革に取り組むことも併せて要望しました。
 今後も本県の建設産業が、建設労働者に寄り添い、人が育つ建設産業への大きく転換していくために、しっかりがんばります。


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