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田川地域の振興を知事に質す!

2019年06月24日

 今日は、私の2期目最初となる一般質問でした。
 今回は、田川地域の振興について質問しました。
 田川地域は、小川知事就任以降も一貫して、福岡都市圏との格差拡大が続いています。しかし、福岡県全体を見れば経済や人口が伸びており、それらに埋もれてしまう結果、問題が県政で浮き上がらないまま、より厳しい状況が続いています。
 これら格差拡大の現状をもとに、「田川地域の現状認識及び振興に取り組む決意について」を知事にまず質問しました。
 知事からは、「田川地域は、御指摘のように、高齢化や人口減少が他の地域と比べて進んでいるほか、生活保護率は県平均を大幅に上回っており、「一人当たり市町村民所得」も福岡市圏域と比べ3分の2の水準となるなど、厳しい状況にあると認識している」と現状認識を共有した上で、炭鉱関連遺産や歴史的な資源、自然などのある魅力的な地域であること、「田川飛翔塾」など若者を育てる活動も続けていること、平成筑豊鉄道「ことこと列車」など観光面での取り組みも進められていることなどを含め
「地域の皆さまと知恵を出し合い、力を合わせて、田川地域の浮揚・発展に一層力を入れてまいる」
と答弁がありました。
 ここで「一層力を」という答弁をいただきましたので、今後、新しい取り組みをしっかり行ってもらえるよう、引き続き声を上げていきたいと思っています。
 また、
◎自動車関連産業の誘致についての知事答弁
「田川地域の市町村と密接に連携しながら、田川地域の立地環境を最大限PRし、自動車関連産業の誘致に取り組んでまいる」
◎田川地域でのサイクルツーリズムの振興についての知事答弁
「現在、県では、田川地域における新たな広域モデ
ルルートの開発に向け、関係市町村との協議を始めているところである。」
◎田川地域の水道広域化に対する支援についての知事答弁
「後、田川地域では、経営基盤の強化のために、新たな浄水場の建設、施設の統廃合や老朽化対策などに取り組んでいくこととしている。県としては、モデルケースである田川地域の取組みが円滑に進められるよう、国の交付金を活用した財政支援や適切な助言を行うなど、しっかり支援してまいる。

などの答弁をいただきました。

 また、「本県における使用料・手数料などに係るキャッシュレス決済の導入について」も質問しました。
 今年度、福岡県は民間企業へのキャッシュレス推進を行う予定にしていますが、本県自身も県税をはじめ手数料・使用料等で県民や観光客などからお金をいただいています。まずは「隗より始めよ」の精神で、本県自身がキャッシュレスの推進県として、けん引することが大切ではないかと思います。
 この点について、知事からは
「本県としては、コストと利便性の両面を勘案し、どのような分野で、どのようなキャッシュレス決済手段が効果的か、検討してまいる。」
 と答弁がありました。
 今後、本県のキャッシュレス化が大きく進むことが期待されます。


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