「土地区画整理事業を活用した『まちづくり』」

2016年02月04日

　昨日は後藤寺商店街振興組合主催で、「土地区画整理事業を活用した『まちづくり』」と題した勉強会が開催されました。
　後藤寺商店街では、以前からにぎわいのあるまちづくりのために地域の再形成を強く望んでおり、私も市議時代に土地区画整理事業の必要性を一般質問で行ったり、商店街振興組合の方々と一緒に土地区画整理事業の視察などを手配しました。今回講師となって頂いた福岡市の土地区画整理事業担当者の方のお願いなどでもお手伝いさせて頂いています。
　土地区画整理事業は、少し乱暴に言えば「街を更地にして、新しく道をつくり移り住んでもらう」というものです。なのでそれを行おうとしている地域がどのような街の未来を考えているのかがとても重要です。講師にはとても丁寧に講演頂き、市の都市計画担当者や商店街関係者も熱心に質問していました。
　田川市は炭鉱町だったので「坑口のまわりに街が出来る」という形で地域形成がされ、それが炭坑住宅→市営住宅の建設にともなって今も残っています。よって土地区画整理事業を行ったことはありません。
　また後藤寺・伊田という「双子都市」であり、伊田地域は専攻して地域再生整備事業を展開しており、後藤寺地域のあり方は今からの課題でした。
　この日は市長も同席しており、色々お話ししました。
　都市計画は市町村の場合、県に関わることがとても多い分野です。県議としても、後藤寺地域の土地区画整理事業実施の支援を全力で進めていきたいと思います。