本文の始まりです
県立高校志願状況(確定)からみる田川の高校事情
2017年02月28日
福岡県立学校の公立高等学校一般入試志願状況の確定値が出ました。
この中で、田川地域の高校の状況がかなり厳しい状況になっていることがデータで明らかになっています。
以下は志願者数の推移です。
【志願者数】
2016年 2017年 差
田川高校 224人 222人 -2人
東鷹高校 163人 194人 +31人
西田川高校 110人 66人 -44人
田川科学技術高校 214人 209人 -5人
計 711人 691人 -20人
【倍率】
田川高校
普通科:1.11倍
東鷹高校
普通科総合コース:1.16倍
総合生活科:0.69倍
西田川高校
普通科:0.41倍
田川科学技術高校
生命科学科:1.13倍
システム科学技術科:0.96倍
ビジネス科学科:1.05倍
ここで顕著なのが、西田川高校の現象です。倍率では、県内の県立高校の全ての中で最下位となっています。ちなみに西田川高校の場合、昨年も倍率は0.69倍と厳しい状況でした。
毎年20名程度減少しているとすると、4年もすれば、西田川高校の新入学生の数ぐらいの入学定員がいなくなる形になります。
今後の県立高校のあり方については、早急に議論すべきではないかと感じています。