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住・ひと・しごと創生調査特別委員会

2016年05月31日

 今日は所属する県議会「住・ひと・しごと創生調査特別委員会」が開催されました。
 今回は「年代別等就職支援について」と「女性に対する就職支援について」がそれぞれ報告されました。
 年代別の就職支援として福岡県は以下の組織を設けています。
1.若者しごとサポートセンター(概ね29歳以下の求職者向け)
2.30代チャレンジ応援センター(概ね30~39歳の求職者)
3.中高年就職支援センター(概ね40歳以上の求職者)
4.70歳現役応援センター(概ね60歳以上の高齢者)
5.若者サポートステーション(概ね39歳までのニート)
 それぞれに就職支援や生活相談を行っていますが、なかなか十分周知がされていないことや、福岡市のみにセンターがある組織もあり、筑豊や田川地域までのサポートをどうしていくのかが今後問われていくと思います。
 女性に対する就職支援についても福岡県は以下の組織を設けています。
1.子育て女性就職支援センター
2.ひとり親家庭等就業・自立支援センター
 この関係の資料を見ていて改めて驚いたのは、男女の就業形態の違いでした。
 以下はその数字です
        男性     女性
正規雇用   2581万人   1128万人
非正規雇用  566万人    1247万人
(いずれも平成24年労働力調査)
 以下の数字からも分かるように、いかに女性の正規雇用率が低いかがわかります。出産というのは女性にしかできないものですが、育児などは家族や地域で支えられるものです。
 福岡県でも、仕事をしていない女性の実に60.6%が就業を希望していますが、4万人近い女性が「出産・育児のため」働くことができないでいます。
 今後こういった方々にもいかに社会全体でサポートしていくのか、福岡県の行動が求められます。

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