本文の始まりです

代表質問終わる

2018年03月05日

 今日は県議会会派代表質問の日でした。我が会派の代表質問も行われ、冨田県議(北九州市戸畑区選挙区)が登壇しました。
 会派を代表しての質問となるため、原稿作りは、全員で行います。ただ原案部分は政策審議会が大きな役割を担っており、私はその事務局長として当日ぎりぎりまで調整に調整を重ねました。
 会派を代表しての質問であり、また県知事や教育長、県警本部長が答弁するものであるため、非常に責任が伴います。それだけに毎回緊張しながら臨んでいます。
 今回は
〇 新年度予算について
〇 「スポーツ立県」
〇 「県民幸福度日本一」の達成
〇 大規模災害に対応出来る職員体制の整備
〇 県庁における働き方改革
〇 本県の産業廃棄物行政のあり方
〇 観光振興施策に係る新たな税の導入
〇 グリーンアジア国際戦略総合特区の推進
〇 CLTを活用した県産木材の利用促進
〇 農福連携の推進について
〇 本県管理河川の水害対策
〇 常勤講師の給与体系の改正
〇 県立高校における課外授業の適正化
〇 女性警察官の増員
 と、全体で2万字近くの文章をつくっていきました。
 多岐にわたる質問でしたが、しっかり答弁を頂き、前進される施策もあるなど、充実した中身だったと思います。

【「朝課外」早期の適正化を】
 今回の質問の中で、特に思い入れのあるのは、通称「朝課外」と言われる福岡県独自の朝補講のシステムについてです。
 これは朝7時30分から形式上はPTAが先生に報酬を支払って行うもので、50年近く前から続いています。
 しかし、これについては多くの高校生から「朝早く起きるため、睡眠時間が削られて勉強に集中出来ない」などといった声を頂いていました。また本来正課の授業を進めてはならないのにも関わらず、正課の授業を進めていた県立高校もあるなど、不適正な運営が横行していました。
 そのため、昨年9月の会派代表質問でこの問題を追及。11月には県教育委員会が朝課外の選択制を要請する通達を出しています。
 そして、今、各県立高校は朝課外について希望票をとっている状況ですが、一部県立高校では事実上の「強制課外」を実行しようとしています。
 それについて、再登壇の際、教育長へ以下の事を述べています。
 「一部の県立学校において、課外授業受講の希望票の配布に際し、生徒に対して執拗に課外授業の受講を促した事例や、『課外授業を受けないと大学受験の面接指導をしない』などと述べ、生徒へ朝課外の受講を事実上強制するなど、不適切な対応を行った事実を把握しています。県教育委員会は、生徒の主体的な選択が保証されているのか十分に確認するとともに、不適切な対応を行っている県立高校に対しては、強く指導するよう教育長に要望します。」
 この件については、不適切な対応をとる県立高校は、順次指導してもらうよう、しっかり対応しています。
 そしてなんと言っても、この朝課外問題は、県立高校のやり方は、一部では明らかに「卑怯」だと思う部分も沢山あります。
 特に県教委通知にのっとった取り組みが出来ていない県立高校については、明らかに問題であり、改善されない場合は、しっかり対応しなくてはなりません。
 これからも、朝課外が、生徒と保護者の主体的な選択のもと行われるよう、しっかり訴え続けますし、悪質な事例は、今後も個別に対応していきます。

カテゴリー

月刊アーカイブ

福岡県議会議員
佐々木まこと事務所

〒825-0002 福岡県田川市大字伊田4510-6
→アクセス

TEL 0947-85-9015

[受付] 9:00〜17:00 月〜金(日・祝日休)

FAX 0947-85-9007

[受付] 24時間・365日OK

メールでのお問い合わせ

  • LINE公式アカウント