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働き方改革
2017年09月29日
今日から、福岡県議会は決算審査特別委員会が開催されました。私も委員として参加しています。
私は「福岡県庁の働き方改革」について質問。6月に福岡県は県庁の働き方改革取組方針を策定しています。しかし、その中身を見ると、時間外勤務の縮減については数値目標が明確であるのに対して、その取組についてはかなりバラツキがでる可能性もあり、結果としてサービス残業の温床になるのではないか、と訴えました。
というのも、仕事を効率化・合理化するための取組によって少ししか時間外勤務が縮減されないにもかかわらず、時間外勤務の縮減幅が多かった場合、どうなるかは一目瞭然です。
働き方改革は、ワークライフバランスをしっかり確保していくことが大前提で、時間外勤務の縮減はその結果に過ぎません。しかし数字だけに明確なため、そのことばかり追いけるようなことにならないのか、と厳しく質問しました。
執行部からはそのようなことにならないよう取り組むことが答弁されたところです。
働き方改革、とは聞こえは良いですが、細かく見ると、結果として労働強化になる部分も沢山あります。仕事の中身を変えること、減らすことはもちろんのこと、仕事の質を変え、より県民に寄り添ったものにぜひしていただきたいと思っています。
議会が始まると一気に机は書類の山に。しかしかなり散らかっていますね(^^;)