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アウトドア体験型観光の振興を

2022年03月16日

今日は、私の質問日。県商工部観光政策課へ「アウトドア体験型観光の取組について」を質問しました。

 観光庁が昨年6月に発表した「令和3年版観光白書」には、コロナ禍をうけて、3密を避けたアウトドアの需要が高まっていること、また今後の観光のトレンドにおいて、コロナ収束後の旅行意向として「オフシーズンに旅行したい」というのが最も高い結果となっていました。また「密集しない観光地」も上位に食い込んでいます。

 こういった状況を見ても、アウトドア体験型観光の振興は、今後の観光振興全体の大きな柱になっていくことが期待されますし、これらは、私の住む田川地域も含め、過疎地域の観光振興にも有効なツールだと思います。

 県は、サイクルツーリズムの推進を行っており、私も2019年6月定例会の一般質問で質問。その後、筑豊周遊ルートの造成を図って頂きました。

 また、来年度は、トレイルツーリズムも新たに行うことになり、県からはそのルートとして、田川の英彦山を詣でる宿泊を組み込んだ付加価値のロングトレイル旅行商品の造成をはかることが表明されました。

 また、私も大好きなアウトドアサウナについても質問。全国的にもブームとなっていますし、鳥取県や山梨県では、県としてサウナの振興を行うなど、大きく注目されています。

 このサウナは、例えば、キャンプ場の閑散期にテントサウナを用いた体験を造成したり、雪の時期にサウナをして雪に飛び込む、という体験も行うなど、オフシーズンとされる時期においても、活用できる可能性も大いにあります。

 また、本県はサウナ発祥の地と言われている、フィンランドと福岡を結ぶフィンエアーが就航しています。就航直後は、本県でもフィンランドとの交流イベントが数多く行われたことは記憶に新しいと思います。ぜひ、フィンエアーとコラボした取り組みも計画してはどうかと思います。

 本県は、福岡・北九州両政令市がある一方、私の地元田川地域のように豊かな自然に恵まれ、まさにアウトドアサウナの最適地がたくさんあります。そしてポストコロナを切り開く本県観光の新たなツールになると思います。

 この点について、県としてどのように取り組むのか、お聞きし、県として、ロングトレイル旅行商品のコンテンツにテントサウナを楽しむ行程を入れたり、サウナを含め、アウトドアコンテンツの開発に取り組むことが表明されました。


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