医ケア児レスパイト事業「全市町村実施を」

2023年03月13日

現在、県議会では予算特別委員会が実施されており、金曜日には私も質問に立ちました。テーマは「医療的ケア時支援の取組について」です。特に「医療的ケア児レスパイト事業」「医療的ケア児短期入所事業」についてそれぞれ質問しました。

　レスパイト事業とは、医療的ケア児の自宅等に訪問看護ステーションの看護師を派遣する事業です。18歳未満が対象で、年間48時間が上限となっており、県が2分の1、市町村が2分の1を負担、利用者負担はありません。

　福岡県では「医療的ケア児支援センター」が立ち上がり、来年度からは、医療的ケア児の教育機会を保障するために、学校でのご家族の付添いを代行する看護師派遣を支援する事業も予定しています。

　全市町村で実施されていないことについて、執行部からは「すべての市町村においてこの事業を実施してただくことが望ましい」と述べた上で、来年度未実施市町村について、個別に実施を促すべく取り組みを強化することが述べられました。

　ぜひ、田川市郡も含め、全ての市町村において実施されるよう、強く要望しました。

　また、医療的ケア児の短期入所施設についても、受入事業所は３８事業所ですが、田川地域では１か所しかありません。受け入れ事業所を増やすよう質問し、執行部も今後ニーズの把握などを行った上で、個別の事業所に働きかけを行うことになりました。

　今回の質問も、障がい者団体の皆様から意見を頂き、質問に致しました。引き続き、現場の声を届けていきたいと思っています。

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