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県議会視察
2020年11月05日
昨日から、県議会視察で長野県・富山県へ。
昨日は、安曇野市のワイン醸造所「ル・ミリュウ」へ。安曇野市のワイン・シードル特区を活用してできた、まだ新しい醸造所です。
ここは、ワイン特区もさることながら、ワイン用ブドウ畑を、桑畑の耕作放棄地を再生させる形でつくったことも注目されています。そのことを手がけた農業委員の方からもご説明頂きました。
福岡県でも北九州市でワイン特区でワインをつくっています。新しい産地づくりへ、ワイン醸造も選択肢になると感じました。
今日は、富山県薬用植物指導センターへ。富山県といえば「越中・富山の薬売り」と言われる場所であり、現在でも日本有数の薬生産県です。
その中で、薬用植物(薬草)は、そのほとんどを中国に依存しています。
日本でも厚生労働省が国産薬草植物の推進を訴えているものの、なかなか進んでいません。
その理由は様々ですが、
1 栽培技術の開発が遅れている
2 市場が確立されていない
3 生薬を扱う企業が限られている
などが大きな課題のようでした。
なお、富山県薬用植物指導センター、富山県では農林水産部門ではなく、厚生部の所管で、職員も薬剤師でした。