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妊娠の悩みに寄り添う体制を

2024年08月03日

昨日は「こうのとりのゆりかご」「内密出産」をしている熊本市の慈恵病院を視察しました。

●「こうのとりのゆりかご」とは

 親が育てられない子どもを匿名でも預かる施設で、預けられた赤ちゃんは病院で保護された後、児童相談所への通告などを経て乳児院や児童養護施設、里親の元などで育てられます。これまで179人が預けられました。

●「内密出産」とは 

 予期せぬ妊娠をした女性の自宅などでの「孤立出産」を防ぐため、病院だけに身元を明かすこと。これまで31例があり、出産費用は全て病院が負担しています。

 望まない妊娠によって、私たちが見えないところで苦しんでいる女性が多くいます(私も相談を受けたことがあります)。

 しかし職員の方の説明では、どのお母さんも強烈な悩み苦しみを抱えながら、最後の助けを求めて来られるとのことでした。

 特定妊婦等の相談体制は一定程度できているものの、これまで以上に「誰にも言えない」「お金がない」など、女性が抱える問題を見極め、必要な支援につなげるられるよう、私も声を上げていきたいと思います。



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