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田川市の失業率
2013年11月13日
今回の「まこと通信」にも書いていましたが、現在田川市の雇用環境が年々悪化していることが調査の結果分かりました。以下はその数字です。
2000年
全体:8.2% 男性:9.8% 女性:6.2%
2005年
全体:10.7% 男性:13.4% 女性:7.3%
2010年
全体:12.8% 男性:16.2% 女性:8.6%
見ての通り、調査のたびにその数字は増加し、特に男性失業率が著しく増加していることが分かりますし、その数字は極めて深刻です。
また就業者の割合を見たら、医療福祉分野の従業員は全就業者の23.3%の5535人で、分野別では最大の数字になっています。一報で2001年から2009年までの9年間で建設業が990人、製造業が1249人の従業員が減少しています。
このように雇用環境については、特に数字を追って分析し、その後どのように施策を打っていくかを早急に進める必要があると思います。その点では男性雇用の拡大と職業訓練の推進、そして広域的な雇用施策を国・県・市、そして民間企業が一体となって進めることが必要だと感じます。
田川市も企業雇用対策課という専門部署をもっていますし、職業紹介を行うコーナーも専任職員を配置しています。ここの成果や今後の取り組みも大切です。