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いろんなことを考えさせられた一日・・・。

2006年04月12日

今日も一日仕事でした。利用者宅に訪問したり、書類整理や手続きに役所に足を運んだりしてました。

なんか今日はいろんな体験をしました・・・。

●市役所に行ったら、ロビーで何度か紹介したことのある、市役所に入庁した私の同級生が立って「こんにちは!」と挨拶をしていました。彼のスーツ姿を見るのは初めてで、なにか「着られている」感がありましたが(笑)、その凛とした姿勢とまなざしはしっかりとした社会人の姿になっていました。お互い「がんばろうね」と言い合い、市役所を後にしました。

●利用者宅に行って、話しを聞いたときに、ハッとさせられることを言われました。それは「病院や外にでるための公共交通機関がない」ということです。私にとっては車でわずか数分の世界の病院やスーパーが、高齢者にとっては1時間となることも。ましてや、バス路線が田川地区でも激減した中では、多くの高齢者が「陸の孤島」状態になっています。

それに追い討ちをかけているのが郊外型のショッピングセンターの進出です。田川地域は、たの地方都市と同じく郊外に大きなショッピングセンターが完成しました。そこには車でしかいけないところで、バス路線もありません。またその反対に商店街の現状はかなり深刻な状況になっています。

ここ数日でこれだけ公共交通政策を考えた日はありませんでした。見て、聞いてわかることってこういうことなんだなあ、ともつくづく思いました。交通政策は、高齢化率が高い過疎地域こそ重要なアクターです。商店街対策も含め、しっかり勉強しなおしてみようと思います。

●役場などで、提出書類を出しに行ったりしていて、本当に手続きって煩雑だなあ、と実感しました。大学院では今までその制度設計に関して研究していたので、煩雑になっている理由は見えているので、なおさら現場の問題を目の当たりにして、改めて行政の問題を見た気がします。職員に私が「おそらく全国津々浦々の介護保険担当者が同じ悩みを感じているんだし。いっそのことその人たちが一揆を起こして国に文句に行きましょうよ」って行ったら「ほんとですよ、国あなに考えているのか分かったもんじゃない」と同調し、その後延々制度の問題などを議論しました。

●今日の夜は、中学校時代の恩師とご飯を食べました。久々の再開で近況報告などに花を咲かせました。そこで印象に残る言葉を言われました。

それは、「パッと花を咲かせるのもいいけど、問題はそれからじゃないか。花は実をつけるための道具である。重要なのは実であるんだから、花を咲かせて終わり、にならないように、そして花を咲かせて実をつけることも考えて行動しないとね」と言う言葉です。

この言葉は私の将来について自分が熱弁していたときに言われた言葉です。この言葉を大切に、そして糧にしてまた明日も頑張ります。

 

毎日、新しい発見や、新しいクエスチョンの連続ですが、こういう毎日もなかなかいいもんです♪

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