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市役所5階の窓から

2007年08月16日

今日は、午前中はデスクワーク。午後からは肉体作業をこなしました。特に片付け作業をやっていたのですが、暑くて暑くて汗がドンドン出てきました。こんなに汗って出てたかな?と思うぐらい。

 

そう思っていたら最高気温記録が70数年ぶりに更新されたとのこと。温暖化の状況は深刻なのか、ただ高気圧が張り出しすぎという一過性のものなのか。

 

話しは変わり・・・

 

先日私の友人を市議会の控え室に招いたとき、その人は「ほんと議会ってところはつくづく権威主義だ」と私にそう言い切りました。なぜなら議場や控え室がある場所は、市役所本庁の最上階である5階をすべて使っており、市を一望できる見事な眺望を議員が独り占めしているから、だそうです。その上5階の雰囲気はとても重々しいのが輪をかけているとも。

 

あぁ、こうやってまた政治や議員に対するイメージが悪くなっていくと、5階で仕事をしている私は心の中で思っていました。

 

時に「議会の品格」だの「品位ある行動」だの聞くことがありますが、そんなもん非常にどうでもよいと思っています。品位や品格などかなぐり捨てて、とことん議論を尽くし、執行部がびびるぐらいの政策をぶつけ、2元代表制としての本当の議会をつくれれば、と思っています。そのためにも自分も勉強を深め、そして議会自身を変えるための行動ができれば、と思っています。

 

かたや執行部もいろんなプランを作っていますが、その後の検証なんぞ本当にしているのか、しているとしても市民にどれだけ示しているのか、と言えば、とても疑問です。行革やいろんなプランが出されて、そこには「協働」という言葉をいろんなところに織り交ぜています。しかし私が知る限り、「協働」の概念が実効性のあるものとして政策にのっているものは、ほとんどありません。ようするに突っ込みどころ満載なのです。予算を見ても、実際の話を市役所職員などに聞いても、どこかにひずみがあるのは確かです。

 

地方の時代、地方分権、地方自治の進展。地方自治関係の学会や研究者レベルではいろんなところで叫ばれています。

 

しかし、それに応える地方自治体なんてほんの一握り。いまだ旧態依然とした地方が変わるのは、まだまだ先のようです。

 

しかし、だからこそ市民と共に地域を創り、変えているんだというプライドとよろこびを胸にがんばっていこうと思います。

 
ちなみにその5階に来たい方はいつでもメールください。ご案内致しますよ(^^)

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