沖縄研修記（写真つき）

2007年09月03日

ということで、沖縄での出来事をここでお伝えします。　

８月３１日

那覇市内のホテルで

社民党自治体議員団全国会議の総会が行われました。

福島瑞穂党首も来てました。少し話もしたのですが、週末に行われる第２回社民党全国青年議員・青年党員合宿交流会をとても楽しみにしていましたよ。

９月１日

同じく自治体議員団の研修会がホテル内で行われました。

歴史教育について研究をしている高嶋伸欣（たかしま　のぶよし）琉球大学教授の講演に続き

元沖縄県議・元沖縄社会大衆党委員長だった瑞慶覧長方（ずけらん　ちょうほう）さんが「沖縄戦の体験報告」を講演。当時１３歳だった瑞慶覧さんからは沖縄戦における壮絶な体験を聞くことができました。そのなかで「日本軍が集団自決に関与したのは明らかだ。歴史教科書の書き換えは決して許すことはできないし、これからも戦争の悲惨さを訴えていきたい」と言っておられました。

その後は

宜野湾市長の伊波洋一さんの講演が行われました。宜野湾市の中心部にある嘉手納基地の全面返還後の振興策などを聞くことができました。

一緒に記念撮影もしてもらいました。

その後も山内トクシン参議院議員の講演や、私鉄総連（民間鉄道・バスなどの労働組合の全国連合体）沖縄交通労働組合・琉球バス労組の労働争議の報告なども行われました。

その日の夜は、ジャズ業界では知る人ぞ知る与世山澄子さんがやっている

「インタリュード」に仲間数人で行きました。

本人の生声も聞くことができたのですが、ほんと心にしみる歌声でした。

９月２日

この日は県内の戦跡を中心に視察を行いました。

嘉手納基地や

集団自決が行われてたチビチリガマ

沖縄戦最初の激戦地である嘉数高台（から見える遠望）

「象のオリ」で有名だった読谷米軍楚辺通信所跡地

などなどを見て回りました。そして研修会は解散しました。

その後は・・・

たまたま沖縄に来ていた、私の大学の先輩＆インターンの先輩にあたる野々上愛高槻市議やそのほかの方々と、那覇市内で会いました。その中の一人は、私のインターン受け入れ議員だった桂睦子さんの選挙を一緒にした人も含まれていました。近況報告などをすることができました。

また野々上さんの紹介で、平良さとこ那覇市議とも会うことができました。彼女も２０代の市議会議員で、野々上・平良・佐々木の２０代議員同士で、いろんなことを話しました。お互い昔の言い方では「革新」の若手市議として、一緒に頑張っていこうと誓い合いました。

その次は、仲村未央沖縄市議の案内で、沖縄市で行われている全島エイサー祭りを見に行きました。沖縄市は人口１３万人ぐらいの市。仲村さんと私は社民党若手市議の仲間です。

しかし

人数の多いこと多いこと。多くの観客が見に来ていました。エイサーは２０代前半までの地元青年団が中心で踊るとのことですが、これだけの観客から見られるということもあり、このエイサーによって地域の青年団活動がまとまっているとのことでした。

最後は、沖縄ではお祝い事の最後に踊るというカチャーシーでしめたのですが

踊る場所に観客が乱入しまくって、大変なことになっていました。。。

しかし仲村さん曰く、これが毎年繰り広げられているとのこと。本当に圧倒されました。しかしこのお祭りを心底楽しみ、愛しているんだなというのがビンビン感じました。ちなみにエイサー祭りの横では「オリオンビール祭り」も行われ、そこではレゲエのライブなどが行われていました。期間中、このお祭りには延べ３０万人が来るということです。

で、このお祭りに市のお金をどれだけ出しているのか？と仲村さんに聞いたら１０００万円出しているとのことでした。あとはスポンサー契約を結んでいるとのことです。

この金額は、観客で言えば３０分の１にあたる１万人を集めた「炭坑節まつり」の持ち出しの金額と同じ！？一気に現実に引き戻されてしまいました。

最後に