俺たちはボタじゃない！

2007年10月06日

今日も「まこと通信」の執筆作業をしました。といっても書くというより資料集めが主ですが。。。きちんと調べて載せようと思っていますので、しばしお待ちください。

また久しぶりに「シムシティデラックス」をしました。一気に人口を４０万人ぐらいまで増やしたのですが、まだまだ渋滞や大気汚染など課題は山積です。。。

話は変わり･･･

さて、田川石炭・歴史博物館でじん肺闘争の記念碑が新たに置かれたそうです。

じん肺闘争の記念碑が完成　福岡・田川、患者ら除幕式

福岡県筑豊地方の炭鉱で働き、じん肺になった患者らが、国などの責任を追及して賠償を求め、最高裁で勝訴が確定した筑豊じん肺訴訟の記念碑が同県田川市に完成、除幕式が５日、行われた。

　訴訟の元原告団、弁護団が建立。じん肺患者の肺に見立てた黒い御影石の柱を２本並べた。高さは、１８年４カ月の訴訟期間と、最高裁判決が言い渡された２００４年にちなみ、それぞれ１８４センチと２００・４センチ。

　九州では石炭くずをボタと呼ぶ。碑には、石炭増産を優先し、じん肺対策を怠った国への怒りを込め「俺たちはボタじゃない」と刻まれている。

　０４年の最高裁判決は、国が粉じん防止の規制権限を行使しなかったことを違法として賠償責任を認める初判断を示し、じん肺問題の解決を促す大きな契機となった。（共同通信）

じん肺問題は、炭鉱があった多くの地域で裁判が行われ、判決や和解が進められています。当時はじん肺などの対策はほとんどとられていないのが現状でしょうし、事故を起こして怪我をしたり、体調を崩したりしたら使い捨てに近い状況になっていたとのことです。

しかし今の労働環境を見ても、形が変わっただけで似ているのではないか、と思わずにはおれません。派遣社員は偽装請負でピンハネされ、体調が悪くなっただけでクビになっています。

まさに我々の世代の問題でもあります。労働者の代表の政党の一員として、しっかり取り組んでいこうと思います。

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