田川市の入札結果に変化が

2007年10月15日

昨日のブログが設定ミスで掲載されていませんでした・・・。さっき公開しましたのでご覧下さい。

今日は、午前中後援会の方と打合せ。午後は市役所に行ったり、視察先の勉強をしたり、「まこと通信」の編集作業などをしました。このごろはあっという間に時が過ぎてしまいます。

話は変わり・・・

今日の報道で、福岡県大木町の議長と教育長が談合に関与したということで逮捕されました。先日の行橋市に続き、県内での談合事件が発生しています。

ちなみにこの談合事件の落札率は９７．５％とのこと。昨年度の田川市の建設工事の平均落札率は９７．１７％。今回の談合事件の落札率とおおむね同じ数字です。

「談合は必要悪」

と言う人がいます。それによって確実に市民の税金が無駄に使われています。しかし近年の談合問題によって「談合は悪である」というものは確立されたでしょうが、今後はペナルティを厳格化し「談合をしたら損をする」という仕組みをつくることも手だと思います。

ちなみにアメリカはその方式をとっていて、談合が発覚したら、基本的に倒産するぐらいのペナルティが課せられます。

そして田川市では、契約対策室で入札結果を公表しています。９月現在の入札結果と落札率を計算してみましたので、ちょっと見てください。

建築住宅課

労働対策課（予定価格公表分のみ）

水道課

何点かおもしろい特徴があります。

と、その前に昨年度との比較はどうなっているでしょう。

昨年９月の入札結果の平均落札率は９７．７％

今年９月の入札結果の平均落札率は９５．０％

と２％落札率が下がっています。昨年度の落札率の最も高率な落札率は９９．１％でした。

あと、ご覧の通り労働対策課の入札における落札率が軒並み９４．９％で推移しています。

ちなみに昨年度１０月に行われた労働対策課の入札全１１事業の落札率の平均は詳しい数字では上から９９．６％、９９．５％、９９．５％、９９．５％、９９．２％、９９．４％、９９．５％、９９．４％、９９．５％、９９．５％、９９．４％、と落札率はすべて９９％を超えています。

今年度と比較すると、５％も下がっています。

なぜこのようになったかは分かりませんが、昨年度より落札率の平均値は下がっているのは確かのようです。

こうやって数字で見ただけでも、田川市の入札状況がいろいろ見えてきますね。今後も公正・公平で談合がおきない入札改革を進めるためにも、議会で発信していきたいと思います。

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