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田川市立病院も医師不足

2008年02月25日

さて、今回の若者セミナーの詳しい感想を書きたいところですが、一般質問の考察などに時間がかなりとられ、また明日にでも書こうと思います。本当に申し訳ありません。しかし今回の一般質問は東京に行っていたこともあり、難航しています・・・。

 

しかし意外だったのは、私のブログのことを知っている人が結構いたという事。「毎日見ています」という方もいましたよ。

 

全国から仲間が見ていることを励みに、自分も頑張らなくてはなりません。

 

話は変わり・・・

 

田川市立病院が医師を募集しています。しかしその中身は

 

  1. 一般内科臨床医

  2. 腎臓内科志望医、専門医(腎臓病をこれから勉強しようとされている医師も歓迎)

  3. 呼吸器内科志望医、専門医

  4. 消化器内科志望医、専門医

  5. 産婦人科

  6. 小児科

  7. 麻酔科

 

と7つにもわたります。今回の若者セミナーでも医療問題について勉強しましたが、地方公立病院の医師不足は深刻です。

 

ちなみに中津市民病院では医師不足の解決に向けて新たな制度を行うことが決定しています。以下は引用です。

 

医学部生らに奨学金 医師不足解消へ新制度 市民病院勤務は返済免除 中津市が導入へ

 中津市民病院の産科が休診するなど深刻な医師不足を解消するため、市は医学部生らを対象に、同病院などに勤務すれば返済を免除する奨学金制度を新年度から始める。関連条例案を3月議会に提出する。医師確保を目指す奨学金制度は県がすでに行っているが、県内の市町村では初めて。市地域医療対策局は「地域医療を維持していくため、あらゆる手だてを講じて医師を確保していく」と話している。

 制度案によると、国内大学の医学部に在籍する4‐6年生か大学院生を1人、臨床研修医1人を新年度に募集。月額15万円を最長7年間貸し付ける。市民病院や市営の3診療所のいずれかで貸付期間と同じ期間勤務すれば返済は免除するが、勤務しない場合は利子を含めて返済を求める。また、5、6年の医学部生を対象に修学一時金を1000万円まで無利子で貸す。条例案が可決されれば、4月から導入する方針。

 市民病院では、3人いた産婦人科医が1人もいなくなったため、昨年4月から産科を休診しているほか、内科も昨年度に比べ3人減となっている。市民病院事務局は「余裕を持った診察を実現するには少なくともあと7人は医師が必要」としている。病院建て替えに伴う整形外科などの新設も検討しており、医師の確保が急務。市は大学の医学部を訪問するなどして対策に努めているが、昨年9月に外科医1人を確保したにとどまっているのが現状だ。

 奨学金制度は、県が本年度から大分大医学部の「地域枠学生」を対象に導入しているほか、長崎や宮崎、鹿児島などの各県や長崎県対馬市なども取り入れている。

中津市民病院は福岡県豊前市なども含め医師不足解消に向けた検討委員会を発足させているはずです。なにか特別なインセンティブを発生させないと医者が来ない時代になっています。これもまた地方の厳しい現実です。

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