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社民党若者セミナーの感想

2008年02月26日

さて、明日は一般質問の締め切り。明日のブログには一般質問の内容を掲載しようと思っています。悩みますが、なんとかきれいなロジックをつくっていきたいと思っています。

 

また建設工事の入札結果を記載していなかったので、ここで記載します。

 

土木課

①稲荷町・桐ヶ丘2号線道路改良工事(その2)

落札金額:3,045,000円 落札率:95.4% 落札業者:(有)誠工業

 

今回も落札率が95%を超えています。

 

話は変わり・・・

 

熊本知事選が3月6日に行われます。今回は現職が立候補しないため新人ばかりの闘いですが、今回の予定候補者は大物ぞろいです。

 

  • 元消防庁次長・元京都市助役
  • 元衆議院議員
  • 元相良村村長・元衆議院議員
  • 東京大学教授
  • 元県地域振興部長

 

その中で自民は東大教授を、民主は元県地域振興部長をそれぞれ推薦する予定です。社民党は自主投票、共産党や連合熊本も自主投票の予定です。

 

せっかく政治経験豊富な方が集まっているのですから、積極的にマニフェスト討論会を実施し、その上で討論会実施団体が各予定候補者のマニフェストを事前に比較し紙物にするのも手ではないかと思います。

 

ちなみにこの予定候補の中にいる東大教授は、「選挙ポスターの研究」という本を出版した人でもあります(私も持っています)。選挙ポスターを研究した彼は、どんな選挙ポスターにするのか、楽しみです。

 

話は変わり・・・

 

今回行われた「福島みずほと船で行く若者セミナー」の感想を少し・・・

 

①講師陣がものすごかった。

 

とにかく今回の講師陣は、理論的な部分で東大教授を、格差問題では派遣ユニオン書記長を、医療・福祉問題で日本赤十字労組中央執行委員長を、とそれぞれの問題について第一線で活躍するスペシャリストをそろえてきました。これも党首コーディネートとのことです。さすがです。

 

まず神野直彦東大教授の「日本の社会民主主義の未来」と題した講演で最も印象的だったのは「富は人を支配するために使われるようになっている」という言葉。例えばライブドアの社長だった堀江氏が「女は金についてくる」という発言がまさにそうです。こうなれば、富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が浸透(トリクルダウン)するというトリクルダウン理論が当てはまらなくなり、富に富が集中する構図が出来上がってしまいます。

 

また住宅問題を社会保障としてとらえるべきという発言も印象的でした。我が田川市には全世帯数の約20%(約5000戸)が改良住宅・市営住宅です。この住宅を社会保障の観点から見直す必要もある、と強く感じました。

 

第2講座では「労働の現場から法制度を変える」と題して関根秀一郎派遣ユニオン書記長が講演をしていただきました。

 

ここで印象的だったのは、派遣労働の実態でした。特に日雇い派遣は極めて劣悪な労働環境の上、不正に「ピンハネ」を行ったり、労働災害が発生しても不正がばれることを恐れて救急車も呼ばれないなど、よほど人として扱えっていない現状がありました。また登録された派遣社員の個人情報欄に「言葉使い悪」「容姿優」「容姿老」「不潔感」「激茶髪」など本来業務とは関係ない個人情報が記録されているなどの問題も披露してくれました。

 

その中で面白かったのは、この手の労働運動を行う上での労組側の作戦でした。とりあえず組合員に不正を行っている日雇い派遣を行わせます。それによって労働債権(給料)が発生します。それを武器に労働組合の結成を図ったり、裁判を行ったりするというものです。日雇い派遣を逆手にとった作戦ですが、そこまでしないと変えられない実態があると言うことも知っておかなければなりません。

 

第3講座では「医療・介護・福祉の現状とこれから」について村山正栄日本赤十字労働組合中央執行委員長より講演をいただきました。

 

ここでは今問題になっている後期高齢者医療保険の問題について「こんな制度、世界中探してもない」と断言、制度の問題点について事細かに教えて下さいました。

 

また村山委員長(って昔同じ名前の人が社会党委員長でいましたな(^^;)と話をしていたら、「国民年金を払っていない人は国民健康保険も取り上げるという法律ができたんだよ」と聞いてびっくり。実際福岡に帰り調べてみるとその通りでした。本当に勉強不足で申し訳ありません。。。

 

しかしその実施は市町村の裁量で決まるそうで、田川市の担当課に聞いてみると現在田川市では実施する予定はない、とのことでした。この件は今後も調べてみようと思います。

 

第4講座は福島みずほ党首。現在の国会情勢を中心に話をしてくれました。その中で、党首が先頭に立って民主党や共産党など野党だけではなく、与党にも積極的に働きかけ法案などをあげてたり、駆け引きをしたりしており、その働きは目を見張るばかりでした。

 

しかしこのようなことは報道ではほとんど載ることはありません。報道では出ないところで必死にがんばっている社民党の国会議員の活躍をしっかり地方で支えるためにも、都道府県連合や総支部がしっかり足腰を強くしなければなりません。

②ネットの効果がしっかり現れた

 

今回のセミナーでは全国連合のHPを見て参加を決めた人がたくさんいました。特に20歳など若年層がその中心でした。

 

全国連合のネット対策は様々な形で進んでいますが、今回はその成果が形となってしっかり現れた良い例だと思います。今後も積極的にネット環境の整備を図り、情報公開を図ってほしいと思います。

 

③今後の活動に生かせる内容だった

 

若者が連帯して取り組む取り組みは今回の全国連合単位もよいと思いますが、ブロック単位で行うことも重要ではないかと思います。今後は複数をまたいでもいいので各ブロック協議会単位で若者セミナーを行うなどもいいと思いますし、その際に今回の事例が参考事例として活用できるでしょう。

 

④この企画が今後にどうつながるのかをしっかりと

 

4点目は今後の課題です。今回の最も大きな目的は「今回の目的は社民党を担う若者議員・活動家を養成し、地域に根ざす『行動する社民党』をつくる」だったはずですが、それに見合う結果が残せたのかはしっかり総括すべきですし、まさにこれから今回の参加者がどうなっていくかを注視していく必要があるでしょう。今回の取り組みを「やってよかったね♪」にせず、PDCAサイクルをしっかり行って今後に生かすことが大切です。

 

 

しかし早速社民党動画ニュースチャンネル今回のセミナーの動画が貼り付けられていました。しかし私、「船酔い中」ではなく、前日の睡眠不足でかなり眠い上に酒を飲んでグダグダになっているだけです・・・。ちなみに党員募集の動画にも私が川口洋一高槻市議と一緒に出ています(^^;

 

また、全国の仲間と会えたことはとても良かったです。やはり人脈は宝。今後にしっかりいかしていきたいと思っています。

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