平和憲法の理念を胸に

2008年08月15日

昨日はインターン生を連れて初盆参り。議員がどのような活動をしているのか、すべてを見て感じてもらえればと思い連れて行きました。

そして今日も初盆参り。途中夕立のような雨に断続的に当たりながらの移動でした。お盆の帰省とか、海外へ旅行とかもされている方がいますが、私には縁遠い存在です。しかし、お世話になった方々に対し哀悼の意をささげられる貴重な機会でもあります。

ちなみにこの初盆参り。場所によっていろいろ変わるようで、たとえば関西や中国地方などはほとんど初盆参りなどない、と聞いた事があります。

哀悼の意といえば、今日は日本が敗戦して６３回目の記念日。私も正午に黙祷をささげました。

戦争放棄、平和主義を謳う憲法の理念は、６３年前数百万の日本人、そしてアジア各国の人々の犠牲の上につくられたものです。その思いの上に我々ができることは、これからもその理念を守り生かしていくことだと思っています。これからも戦争反対、平和憲法の理念を生かせ、と愚直に声を上げていきたいと思います。

昔ですが南方の戦地に行かれた方と話をしました。輸送艦が撃沈され、真っ暗でサメのいる海をさまよったこと、弾が頭上をヒュンヒュン飛ぶなかを歩いたこと、数々の友人の死、それは悲惨なものでした。しかも当時２０歳のときの体験ですから、自分に置き換えると、とても考えされられるものがあります。

たとえば私の場合、大学では文系学部だったのでまっさきに学徒動員の対象です。しかも次男ですから召集は早かったと思いますし、身長もあるのでなおさらです。

しかしその方は「自分は臆病だったから生き延びた」「死んだ仲間に申し訳ない」と言っていました。６０年以上たった今でも、生きていることを恥じ続けていることに胸が痛みます。

私は、戦争体験者や元日本軍兵士の方々の生の声を大人の立場から聞ける最後の世代ではないかと思います。戦争体験者が高齢化している今だからこそ、いろんな証言をじかに聞く作業もしていきたいと思っています。

夜は

地元地区の盆踊りに参加。夜まで踊りました（＾＾）

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