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内定取り消し者は、もっと多いはず

2008年11月29日

厚生労働省が、大学4年生のいわゆ「内定取消し」をうけた一のが図画全国で約300人いるというデータを出してきました。以下は引用です。

 

内定取り消し、全国で331人=特別相談窓口を設置-厚労省

 景気悪化の影響で企業から採用内定を取り消された来春卒業予定の学生は、全国で331人に上ることが28日、厚生労働省の調査で分かった。採用内定は合理的な理由がないと取り消すことができないが、泣き寝入りしている学生も多いとみられる。このため同省は、全国のハローワークなどに特別相談窓口を設置し、内定取り消しの回避などを企業に働き掛ける方針だ。

 調査は各地のハローワークや大学に寄せられた情報を集計したもので、厚労省が全国的な内定取り消しの実態を公表したのは初めて。(時事通信)

(引用終了)

 

数字というのはとても客観的に見えて、実はかなり主観的に操作ができます。国や都道府県、市町村が出す数字について、特に数字の算出方法がどういう形でとられたのかをチェックして、数字を見ていかなくては、と思っています。

 

その点で「内定取り消し者331人」という数字がどうやって採取したかは分かりませんが、実態はもっと多いはずです。

 

私自身も内定取り消し者の情報を直に聞いたことがありますが、その人の事例では、1か月分の給与を渡すから内定取り消しをするというものでした。詳しくは分かりませんが、もしかしたら1ヶ月だけ働いたことにして、事実上の内定取り消しを図っている企業もあるのかもしれません。

 

派遣社員も3万人が失業を書いていますが、すでに1万人を超える派遣社員が首を切られている現状なのですから、かなり深刻な状況です。

 

労働の安定を図る施策が、今こそ必要です。

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