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過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い

2021年08月15日

「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い」

 冒頭の文章は、政府主催の全国戦没者追悼式において天皇陛下が述べられた言葉です。これは2015年に現在の上皇さまが最初に述べられ、その後、現在の天皇陛下も引き継いでいます。

 一方、1993年、細川元首相から始まった「加害責任」に対する言及は、2013年、安倍前首相で途絶え、今回、菅首相もそれを踏襲しました。氏は「300万余の同胞の命」と国民にのみメッセージを発し、当時日本が侵略したことによって死亡した多くのアジア諸国の方々に、心を寄せることはありませんでした。

 8月に入り、メンタリストのDaiGo氏が

「生活保護の人生きてても僕は別に得しないけど猫は生きてれば得」

「ホームレスの命はどうでもいい」

といった発言を繰り返し、大きな問題になっています。

  安倍首相から続く、過去の戦争の惨禍を覆い、本質を隠してしまう姿勢、そして、DaiGo氏のようなジェノサイド、優性思想につながる発言が広がっています。

 しかし、76年前の日本では、「大東亜共栄圏」という合言葉の中、日本の支配状態の本質を隠してしまっていました。DaiGo氏の発言のような思想は、76年前のドイツでは、公然と語られ、そして認められ、実行されてきました。

戦争を知り、自らの経験として語れる世代は、残念ながら、多くはいらっしゃいません。もはや歴史の1ページになってきています。

 だからこそ、私たちは過去を学び、追体験していくことが必要です。そして我々政治家は、これまで述べてきた様々な動きに抗し、憲法9条の理念に今一度光を当て、反戦平和の理念をいかした政治の実現をしていかなければなりません。

 これからも戦争につながるあらゆることに抗するとともに、憲法9条を生かし、平和を次の世代につないでいく政治家として頑張っていきます。

 写真は、長崎市の中島川にかかる眼鏡橋。長崎市では8月9日に原爆が投下され、私の祖父兄弟の一家4人を含む、死者7万3千人、負傷者7万4千人(1945年12月までの推計)多くの方がお亡くなり、その後も被爆の後遺症に苦しめられます。しかし最初の目標値は福岡県小倉市(現在の北九州市)。もし小倉に投下されていたら、福岡県は全く違った運命をたどっていくことになるはずです。


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