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調布市子ども家庭支援センター「すこやか」視察&中央省庁陳情

2010年03月23日

今日は東京都調布市にある子ども家庭支援センター「すこやか」を行政視察しました。

 

調布市は人口約21万6千人。新宿から電車で30分程度と非常に立地環境がよく、人口は増加傾向にあります。

 

この施設は子育て関連の総合施設として、平成12年度に完成した施設で、市が社会福祉法人調布市社会福祉事業団に委託し運営を行っています。

 

委託料は年間で約1億9000万円支払っています。常勤職員は17名、非常勤職員は43名(常勤換算では22.8名)の計60名のスタッフで対応しています。

 

資格としては、社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士・看護師・臨床心理士・保育士・児童福祉士など専門資格をもった方が多数在籍しています。

 

スタッフ給料は、東京都社会福祉協議会の給与表に準用しているそうです。調布市に比べおおむね2号下の給料とのことです。13億8947万2千円です。しかしそのうちビルの占有床購入費(債務負担解消分)が11億324万4千円あるので、実際はそれを除いた額が純粋な建設費になります。

 

そもそもは平成9年に東京都の「こそだて広場事業」の推進から始まり、その後駅前再開発事業の目玉事業のひとつとしてこの施設が駅前ビルの中に建設されたとのことです。総工費は

施設は以下の通りです。

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1,「屋根のある公園」(無料)

広場を開放し、親子で遊んでもらう空間です。市外の方も無料で利用できます。

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親子で食事ができる空間もあります。

 

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2,ショートステイ(1日1500円 なお食事代実費 定員は2施設で10名)

保護者が急な不在となった場合に、最長7日間受け入れる施設です。夜はスタッフと共に就寝します。市内在住者限定です。

 

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3,トワイライトステイ(1日1000円。食事代実費 定員16名)

17時から20時まで子どもを預かる施設です。食事も提供されます。子どもは通っている保育園や小学校までワゴン車(1回200円)で迎えに行きます。

 

4,一時保育(1時間1000円。食事提供なし 定員2名)

保護者のリフレッシュ等のために一時的に預かる施設です。

 

5,ファミリーサポートセンター(会員制 1時間700~900円)

育児の手伝いをしてもらいたい人と、子育てを援助したい人の会員組織。家事手伝いや送迎などを受け持っています。

 

6,各種交流事業・講座(すべて無料)

乳児向け親子遊びを教えたりする「コロコロパンダ」、幼児向けの「にこにこパンダ」「すくすくパンダ」、子育てに関する知識と対処方法などの講座「エンゼル大学」などを開催しています。

 

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7,総合相談「すこやか相談コーナー」(無料)

子どもや保護者からの様々な相談に、心理・医務の専門員が相談を受けます。なお看護師は常勤の方が毎日いらっしゃいます。

 

8,児童虐待防止センター

児童虐待に関する総合相談窓口。虐待防止ホットラインも併設。ケース会議等もこのセンターが受け持ちます。センター長は、行政職員から派遣でこられた方が兼務しています(その方は施設長も兼務しています)。

 

9,産前・産後支援ヘルパー(登録制 1時間1000円)

産前産後の家事や育児の手伝いを希望する方にヘルパーを派遣する事業。母子手帳取得時から産後6ヶ月(双子以上は1年)まで利用が可能です。

 

かなりのメニューをそろえていますし、これだけを見ても子育ての総合施設ということが分かります。

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子育てサークルをみても市内にこれだけあります。

 

その後

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いろいろ説明を受けました。

 

そもそも調布市は多摩地域でも最も早く市内に児童館を建設した地域で、すでに市内には10カ所の子育て広場(屋根付きの児童館で放課後児童クラブ併設)や、分館も入れると28カ所もの児童館・放課後児童クラブが設置されています。その点でも子育て施策は群を抜いています。

 

今後の課題としては、まず児童虐待の増加への対処を挙げていらっしゃいました。児童虐待防止センターへの相談件数は、発足した平成17年度の764件から、平成20年度の2117件と2.7倍も増加しています。

 

しかしこのセンターは法的位置づけのない施設のため、児童相談所といった機能はそなえていません。しかし児童相談所ではカバーできない部分をしっかりカバーするために、教育関係者や生活保護担当などとも連携を取りながら取り組んでいるとのことでした。

 

また児童虐待にまでいかなくても、子育てに関して精神的につらい保護者も増加しているとのことで、子どもの一時預かりについても、精神面でのリフレッシュを目的にした預かりもあるとのことでした。

 

利用者数は昨年からのインフルエンザ流行などで減少傾向にあるとのことですが、上記のような個別事案の増加や深刻化によってむしろ仕事量は増えているように感じました。

 

田川市にはこれらをすべて兼ね備えた施設はさすがに身の丈に合っていませんが、できることもたくさんあります。今後もこの施設を参考に、考えていきたいと思っています。

 

その後は

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国会へ。この日は予算委員会が行われていて、国会内はぴりっとした雰囲気でした。

 

また

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田川市に関する陳情も行いました。中央省庁への陳情など初めてでしたが、よい成果を頂きました。詳しくは4月以降に報告致します。

 

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