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暴力団にみかじめ料を支払った経営者らに県が勧告

2010年09月17日

 暴力団を支援するため支援組織を立ち上げ、みかじめ料を支払っていたとして福岡県暴力団排除条例に基づき田川市内の方が勧告を受けたと報道がありました。以下は引用です。

 

 みかじめ料提供で勧告、田川の経営者ら4人に

 福岡県公安委員会は16日、指定暴力団・太州会系組長を支援する団体の男4人(32~57歳)に対し、組長にみかじめ料を提供しないよう県暴力団排除条例に基づき勧告した。また組長には受け取らないよう勧告した。4月施行の同条例で、みかじめ料を提供した側が勧告を受けたのは初めて。

 発表によると、団体は2005年頃に大森伸治組長の呼びかけで結成された「桜会」。勧告されたのはいずれも同会幹部の会社経営者、造園業者、介護福祉施設経営者、不動産会社役員(いずれも福岡県田川市)。4人は4月、会員約30人から集めた計約40万円を暴力団に協力する目的で組長に渡したという。会員は同市やその周辺の飲食店や建設会社の経営者らで、毎月開かれる懇親会などで1~2万円を徴収されていた。

 公安委は、4人が田川地区で一定の影響力のある組長の威光を借りてそれぞれの仕事を順調に進めようとしたと判断。会費を実質的なみかじめ料と認定し、暴力団への資金提供を禁じた条例の適用に踏み切った。組長に渡った金額はこれまでに少なくとも3000万円に上るとみられる。4人と組長は「桜会は解散する」と話しているという。

 公安委は今後、組長と、4人のうち主導的役割を果たした会社経営者、造園業者については、暴力団対策法に基づく再発防止命令も出す。また県警は、桜会の会員14人に対し、暴排条例に基づき文書で注意する。(読売新聞)

(引用終了)

 

 田川市も福岡県に準じて暴力団排除条例がつくられ、公共工事等について排除する規定などもあります。今回の場合、この排除規定に入るのかもしれません。 

 

 いずれにせよ不適切な暴力団との親交は改めるべきで、その点で福岡県暴力団排除条例が制定されたことは大きな成果だったと思います。

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