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田川市議会基本条例への各新聞報道

2010年12月23日

 田川市議会基本条例については、早速新聞各社が記事にしています。以下は引用です。

 

田川市議会:「見える議会」づくりへ、基本条例可決 委員会審議もネット公開 /福岡

 田川市議会は22日、特別委提出の議会基本条例を全会一致で可決した。議会質問に対する市側の反問権や住民報告会開催を盛り込んだ。また、委員会審議もインターネットで公開できるよう定め、「見える議会」づくりを図ったという。施行は来年4月。

 条例は22条。市側との質疑では反問権のほか「論点を明らかにするため」として、一問一答形式の導入を規定(9条)。さらに「あらゆる情報伝達手段を使って議案審査等の委員会活動について市民に周知するよう努める」(7条)として、現行の本会議中継だけでなく、委員会のネット公開が可能になるよう定めた。

 一方、市政監視機関として「議長は(市側が)答弁した内容の経過について文書により報告を求めることができる」(11条)とし、答弁後の行政措置をチェックできるよう規定。重要な政策課題について議論を深めるため「政策協議会」設置規定も設けた。

 条例は特別委(梅林史委員長、9人)が4月から検討。市民アンケートも実施し、約6割の住民が「議会の動きが見えない」などと意見を寄せたことが影響したという。

 梅林委員長は「審議のネット公開をはじめ条例を十分に機能させ、市民の要望に応える議会活動につなげたい」と話している。【林田雅浩】

(毎日新聞)

 

田川市議会 委員会ネット公開へ

 議会基本条例の制定を目指していた田川市議会は12月定例会最終日の22日、同条例検討特別委員会(梅林史委員長)が提案した条例制定案を全会一致で可決した。「市民に開かれた議会」に主眼を置き、委員会審議のインターネット上での公開も想定した内容で、来年4月から施行する。

 特別委によると、県内の自治体では9番目の制定。全22条で構成し、7条では「議会の会議は原則公開」とうたい、「あらゆる情報伝達手段を使って委員会活動を市民に周知するよう努める」と明記した。具体的には委員会のネット公開に取り組む考えで、運用方法は未定だが「実現すれば全国でも極めてまれ」(特別委)という。

 また、8条では議員と市民が情報や意見を交換する「議会報告会」を年に1回以上、開催することも定めた。

 一方、本会議や委員会での質疑で、論点整理のため執行部側が議員に質問できる「反問権」も盛り込んだ。

 梅林委員長は「条例はあくまで出発点。中身を具現化させていくことが重要だ」と述べた。

(西日本新聞)

 

 どちらの記事も常任委員会のネット中継を見出しにするなど、議会の見える化について注目した記事になっています。市民の皆様には議会主催で制定報告会を開催してもらいたいと特別委として要望していますので、それが実現できるよう頑張っていきたいと思っています。

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