社民党県委員会＆菅野さん講演会

2011年10月02日

　今日は社民党福岡県連合第８回県委員会に参加。２年に１回ある党大会の中間年に県委員会は行われます。

　また講演会では宮城県気仙沼市出身の前衆議院議員菅野てつおさんからの震災に関する講演を聞きました。

　自身の事務所も津波で大きな被害となり、震災直後は情報が遮断されながら厳しい避難生活となっていることや、「復旧」はできても「復興」はほど遠い現状にあることなどが話されました。

　特に津波被災地域の再建についての苦悩が話されていました。というのも、現在気仙沼市ででは津波被災地域を中心に約１，５メートル地盤沈下している状況で、それに加え１０メートル近くのかさ上げを行うというのは現実的にはかなり厳しいのではないか、ということでした。一方津波被災地域を非居住地域にするのも、あまりにも広範囲で厳しいのが現実です。

　「国がはっきりした方針を出さない限りこの地域はどのように復興すればいいのか、道筋が見えない」と菅野さんはおっしゃっていました。政治の責任が問われます。