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社民党大会終了 常幹就任ならずも青年組織立ち上げを確認

2012年02月25日

 社民党第13回定期全国大会が終了しました。今回の党大会で私も先のブログであったように全国連合常任幹事へ立候補するべく行動しました。全国連合常任幹事へは、代議員20名以上の推薦と、所属県連合の推薦が必要で、私は26名の代議員の皆様が推薦人に名を連ねて頂きましたが、所属県連合である福岡県連合の推薦を頂くことはできませんでした。

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 大会会場前で街頭演説もしました。横は川口洋一高槻市議です。

 

 ただ、24日夜の福岡県連合の全代議員が集まった会合で「常任幹事で佐々木を出す、というのは難しくても、青年運動の思いは充分共感する。よって折衷案を福岡県連として提案しよう」ということを、渕上貞雄代表、豊島幹事長をはじめ全代議員が確認し、25日の議案質疑で発表することになりました。

 

 具体的には、

 

1,女性青年担当のもとに青年の副担当や青年担当事務局を配置し、それらを青年議員・青年党員が主体的に関わる

2,青年議員団を組織化する

3,それらを推進するためのスケジュールや予算措置についても明確にする

4,以上の点について福岡県連合として全力で応援する

 

 というものです。私自身や私を推してくれた青年議員・青年党員らも了解を頂き、25日、党県連の中村元気副代表が提案という形で発言をして頂きました。

 

 女性青年担当の吉田ただとも参議院議員も「福岡県連合の提案はもっともである。新年度の早いうちに体制整備を図る。予算についても青年のために使ってほしいと寄付をされた廣澤基金を活用や、県連・ブロックの協力も求めたい」と応じました。

 

 応援し、推薦人に名を連ねて頂いた32名の皆様の思いに応えることはできずに残念でしたが、党活性化の大きな位置を占めている青年議員・青年党員の活性化は今後形にできる体制が確約されました。党大会終了後も断続的に吉田参議や党関係者などと色々話をしました。体制づくりと行動を確かなモノにしていくためにがんばっていこうと思っています。

 

 ただ今回の一連の動きについては、直前であったため十分な準備もままならず、多くの方々にご迷惑とご心配をおかけしました。その点は「党を変えたいという思いの一心で」と言うのは簡単ですが、それは全く理由になりません。特に福岡県連は本来一蹴できるのにも関わらず、折衷案の考察と対策に夜遅くまで行って頂きました。この点に応えるためにも、今後の地域での活動をしっかり行っていきたいと思っています。

 

 ただ民主的に立候補する権利があるのですが、その体制が極めて形骸化しているのは大きな問題です。特に党首選では、党首選の選管委員長が「党首選についてその方法について全党議論をして頂きたい」とかなり異例の発言し、いろんな代議員から「立候補要件の緩和を」と訴えているのに、幹事長の答えは「誰でもOKとはならないのではない」と全く答えになっていない答弁を繰り替えしました。

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 村山富市元首相と。

 

 私自身は、個人が立候補を表明するのに所属都道府県連合の推薦という組織の同意が必要であることには問題があると思っています。しかも所属都道府県連合の推薦、という規定は私が探す限り、主要政党では社民党だけです。党首選の件は早急に党内議論をし、次期党首選までには規定改定は必須です。

 

 また今回、21年ぶりという党幹事長選挙がおこなわれました。なんと投票用紙には「日本社会党」と書かれ、それを消して社会民主党の判子を押しているところが印象的でした。現職は衆議院議員の重野さん、対する候補は衆議院議員の服部さん、所信表明も行われ、投票の結果、重野:173票、服部:57票、で重野さんの圧勝となりました。

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 幹事長選挙開票風景。

 

 しかし私はこのやり方の過程で大きな問題があったと思います。それは役員選考委員会(という名前だったと思います)の委員長報告で「一丸となって結束するために」と党役員人事で、副党首に服部さんを推薦したと報告した後、それが叶わなかったことをあげ「非常に残念」など副党首に服部さんが受理しなかったことが問題であったかのように何度も言い、その上で選挙が行われました。

 

 いくらなんでもこれではフェアではないと思いますし、圧倒的に服部さんに不利です。そもそも「代議員20名、所属都道府県連合の推薦」で党員は誰でも立候補できるのです。その権利があるのにも関わらず、「選考」という名で行われる人事が非常に非民主的であるのは明らかです。本当にそれが嫌なら、党首だけ選挙し、あとは選考委員会選出、もしくは党首任命、という形にすればいいことなのです。

 

 党外では民主主義の擁護、情報公開と他の政党より訴えながら、密室で繰り広げられる人事などに、とても違和感を感じます。内と外ですることが違う組織など、国民は信頼するはずがありません。そもそも多様性を大切にしている政党なのですから、それこそ路線の違いや、意見の相違はあってしかるべきです。それを「党を結束する」という名の下に、多様な意見を出しにくい状況にしてしまうことは、党の本来の価値と乖離した問題ある運営だと思います。

 

 また我が党の最も大きな政策的問題は歳入論議が殆どされないことです。今回の議案でも歳入に関する記述はほとんどなく、消費税増税反対は明確にしていました。

 

 そもそも社民主義は小さな政府ではないのですから、社民主義の推進は、国民負担率を高くする構造へもっていくことになります。まして急激な少子高齢化の中、現行制度のまま、それ以上を基本とした社民党の政策を推進した場合、相当の国民負担=税金、が必要となるのです。ごくごく単純に言えば、今回の社民党の議案でも党にお金がないからと、党員一人当たり低額のカンパを議案として提示しました。これと構造は同じです。 

 

 まあ、「将来にツケを残す!」と明言して、増税しない、と言うことであれば分かるのですが、そんな事は絶対言わないでしょう。とても平たく言いましたが、私は歳入に関する論議を社民主義を掲げる政党だからこそしっかり明示すべきですし、社民党は国民負担率は増大することを前提に、どのような税制を確立するかをもっと明確に明示することが必要です。

 

 またその前提としてあるのが「信頼される政府」の構築です。自分のお金が強制的に徴収される、しかもその額は増えるのですから、政府の信頼構築は不断の努力が求められます。その点は企業献金をもらってない、と言うことを価値に我が党なら信頼される政府をつくることができる、と訴えることも可能です。ただそうであれば、なおのこと党運営もまた信頼されるものへ改革することが急務ですが。

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 最後、団結がんばろう、で締めくくり。

 

 ただ、毎回党大会で思うのは、一党員でも国会議員と関係なく意見を全国大会で言う権利をもち、また先ほど述べた通り、一党員でも全国連合常任幹事に立候補することも可能にしている制度を社民党はつくっています。この点もまた他の政党にはなかなかない制度や運営でしょう。この多様性とボトムアップな姿勢をぜひもっと広げて、形にしかないと、と強く思います。

 

 多くの準備不足と、不十分な体制の中、いろんな挑戦をさせて頂いた党大会でした。今後はこの思いを地域の活動でしっかり形にしていきたいと思っています。

 

 

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