祖母他界

2012年05月14日

　母方の祖母が亡くなりました。８８歳、いつもは大野城市に住んでいるのですが、先日まで１週間我が家に泊まり、元気に我が家が運営するデイサービスセンターにも通っていただけに、突然の訃報に今でも信じられない気持ちでいます。

　生まれは朝鮮。家族は炭鉱経営をしていたため、それはお嬢様扱いだったと言っていました。しかし敗戦のその日に身ぐるみを取られ、日本へ帰国。その後祖父と結婚。祖父は田川の炭鉱の先山（最先端で石炭を掘る人）を務め、閉山後は自営業を経て、社会党支部の専従職員になりました。その祖父は６０代で他界しています。

　先週自宅に帰る際、デイであいさつをしたとき「まことをよろしくお願いします」と言っていたそうです。選挙の時は毎回顔を出し、当選には涙を流して喜んだ祖母。葬儀では親族から「いつもまことは、と自慢していたんだよ」と言われ、胸が熱くなりました。

　もっといろんなことをしてやりたかったのですが、もうかないません。ただ祖母に胸を張れる活動をこれからも続けていくことを伝えながら、最期を見送ります。

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