八木山バイパス渋滞問題

2022年08月08日

月曜日の朝、田川市から福岡市に車で行くとき、一番神経を使うのは、八木山バイパスの渋滞です。

　今日も県庁へ行くとき、八木山バイパスの渋滞状況をGoogle マップで見ると、写真の通り真っ赤（渋滞しているとき赤になります）に。そのため峠に迂回して向かいました。

　この渋滞問題、本当は電光掲示板で事前に表示してほしいと要望していますが、表示するには手作業らしく、なかなかうまくいきません。

　そして、この八木山バイパス渋滞は、信号ではなく、坂道とトンネルによる速度減退が引き起こした自然渋滞です。同じアクセルを踏んでも坂道では必ず減速しますし、トンネルにはいると、目がなれないために多くの場合減速します。

　この２つが合わさった場所が八木山バイパスで、交通量が増えれば構造的に必ずと言っていいほど、自然渋滞が発生します。

　ちなみに、この仕組みについては西成活裕教授が書いた「渋滞学」に詳しく書かれています。

　なお先日より、車のナビゲーションに渋滞情報を転送できるビーコンにて八木山バイパスの渋滞情報が表示されるようになりました。

　これは、数年前に私が県警へ要望して、実現する事ができたものです。渋滞を把握する、という点では大きな一歩ですし、ビーコンと連動できれば、渋滞表示も自動化できたのではなかったかと思います。

　また根本的には、渋滞解消は先程述べた構造的な問題を考えても、4車線化が最も近道です。その点は現在4車線化が進んでおり、我々県議会も「八木山バイパス4車線化議員連盟」を立ち上げ、陳情を重ねてきました。その流れによって、全面4車線化にむけ工事が進んでいます。

　引き続き、八木山バイパスの渋滞対策については追いかけていきたいと思ってます。

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