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田川市2776人の子どもが「貧困」 就学援助率・田川市全国平均の2.23倍

2016年01月12日

 「子どもの貧困」が国でも大きな問題となっていますが、このたび私の政務調査で田川地域の就学援助率が全国平均や福岡県平均を大きく上回ることが今回分かりました。

  のうち田川市の小学生・中学生の就学援助率は34.69%、高校生、未就学児童については小中学校の就学援助率を当てはめ計算し、いずれも本年4月現在で高校生493人(全体1388人)、就学前児童916人(全体2576人)となりました(ただし2013年度と2015年度のデータが混合するため推計値となります)。

 子どもの貧困は現在国でも様々な議論がされていますが、その中で田川地域は貧困状況にある子育て世代がいかに多いかが、就学援助一つ見ても分かると思います。田川地域の教育課題の根本は、まさにここ部分です。貧困の解消に市町村と連携した取り組みを県でなにかできないか、しっかり提案していきます。

 現在福岡県では「福岡県子どもの貧困対策推進計画」の策定に向け取り組みを進めています。福岡県全体でも就学援助率は47都道府県で5番目と高く、県全体の取り組みも急がれます。


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