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会派管外視察

2017年05月19日

 おはようございます。
 一昨日から昨日にかけて会派の管外視察のため長野県松本市に行きました。
 まず、長野県庁では「宅幼老所」の取り組みを視察。これは既存の住宅に高齢者デイサービスや幼児関連の施設を併設し、多世代交流の場を形成しています。
 子どもと高齢者が一緒の空間で様々な活動をするのは、子どもの発育や高齢者の生きがいにとってもとても大切なことだと思います。
 その際担当職員の方が「そもそも社会は様々な方がいる中で形成しているが、施設は高齢者・障がい者など特定の方々だけのコミュニティになる。そこで生じる違和感をこの制度が埋められたら」と仰っていたのが印象的でした。
 次の日にお伺いした松本市では健康寿命延伸の取り組みを視察。長野県は保健師活動がとても盛んで、健康寿命延伸のための取り組みも実に細かく展開されていました。
 生活習慣病は、生活の習慣の結果もたらされる病気です。であるのなら、日頃からの細かい取り組みがその後の結果に繋がります。
 福岡県は、平均寿命は平均以上なものの、健康寿命が短い県で、1人あたりの医療費は全国トップクラスです。健康で長生きは、本人にとっても、財政を抱える行政にとっても大切なことです。
 田川地域でも積極的な取り組みが展開されるよう、色々考えていきたいと思います。




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