福岡県水産海洋技術センター内水面研究所

2015年10月23日

　今日は朝倉市にある福岡県水産海洋技術センター内水面研究所に行きました。
　内水面研究所とは、河川に関係する魚などに関する様々な取り組みを行っている県の機関です。元々淡水魚がとても好きなので、ぜひ一度見に行って見たいと無理をおねがいしてお伺いしました。
　この日は鮎の人工孵化の体験をさせて頂きました。
　鮎は今時期が産卵期に当たり、研究所では放流用や研究用に人工孵化させています。
　鮎を麻酔で寝かせた後、雄と雌に分類。そして卵と精子を取り出し、それを混ぜ合わせた後に産卵床につけ、最後に水で揺すったら受精します。その一連の流れを体験させて頂きました。
　ほかにもコイヘルペス対策やホンモロコ等の試験繁殖、福岡県でのみ自生するスイゼンジノリの繁殖なども行っています。
　ちなみに鮎の人工孵化は数日が勝負で、このように手作業で全てを行っています。とても大変な作業です。
　福岡県は本当に多種多様な仕事をしています。またいろんな県の組織を紹介していきたいと思います。