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育徳館中学・高校、田川科学技術高校を視察

2008年07月16日

今日は社民党福岡県議団と社民党福岡11区支部連合所属の自治体議員による現地視察&交流会でした。

 

参加者は、

 

福岡県議  入江種文 冨原茂昭

田川市議  石松和幸 香月隆一 佐々木允

行橋市議  横溝千賀子 田中健一

豊前市議  吉永宗彦

川崎町議  中村内広

福智町議  沼口富生

添田町議  久保田実生

香春町議  佐野勝彦

苅田町議  井上修

 

の総勢13名。入江さんを除いた12名が社民党11区支部連合所属の自治体議員になります。

 

まずは、京都郡みやこ町にある育徳館中学校・高校を視察。ここは平成15年度に県立中高一貫校が県内3箇所にできたものの1つで、福岡11区内にある学校です。といっても親切ではなく、育徳館高校も豊津高校という普通科高校が前身です。

 

もちろん中高一貫なので中学生が無試験で高校に進学できますが、高校から入る生徒もいるとのことです。また福岡県内全てを学区にしているので、遠くは福岡市など1時間30分を超える通学時間を使って来ている生徒もいるみたいです。また田川市郡からも50名を超える生徒が通っていることも分かりました。

 

しかし、先ほど言ったとおり普通科高校の敷地に中学校と高校が入っているため、施設整備が不十分だったり、運動場が狭く運動部の関係でかなり苦労しているようでした。

 

また中学校試験も、5教科試験ではなく適性検査という教科とリンクする試験ではない上、最終的にはくじ引きを行い合格者を決めるなど、特異な入試制度を持っています。

 

個人的には、なんとなく見切り発車の状況で中高一貫校が作られたのかな、と感じました。施設整備もおのずとわかることですし、学校が新設される前に解決すべき事項です。校舎に関しては今20数億円を使って建て直しが行われている最中ですが、運動場はまだめどが立っていません。

 

行政にとっては5年や10年スパンで見ればいいのかもしれませんが、生徒にとっては6年ないし3年しかありません。生徒の目線で考えた施設整備や学校環境の整備が急がれます。

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学校長や管理職の方々から説明を受けました。左右にいるのが議員団です。

 

続いて田川市にある田川科学技術高校を見学。ここは田川農林高校、田川商業高校、田川工業高校の3校が統合してできた学校で、校舎は旧田川工業高校においています。

 

実業系高校は残念ながら生徒指導上困難な生徒が多い場合があり、科学技術高校でも同様の問題で悩んでいるみたいでした。

 

しかし高卒層の求人自体は増えているみたいで、就職希望者のほぼ100%の生徒が就職を決めているなど大きな成果を挙げています。

 

また「科技高eショップ」というサイトも作り、企業活動にも力を入れたいと言っていました。しかしHPを見たら分かると思いますが、とても見にくい上に、品数も少なく力を入れているという感じには見えません。久保田実生添田町議も言っていたのですが、地元の商店街の秋スペースを使うことやスーパーなどで販売ブースを設けるなどして、市民と接する機会を作ることが重要ではないかと思います。

 

地元商店街とのタイアップでは、静岡県富士市の富士市立吉原商業高校商業ビジネス部が行っている「吉商本舗」が有名です。この事例を参考にすればいいのでは、と私も提言しました。

 

夜は交流会。それぞれの自治体の課題や来るべき総選挙での山口はるな当選へ向けた意志確認などを行いました(^^)しかし飲みすぎたー(><)

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二列目左右端の方と二列目左から4番目の方以外が社民党自治体議員団メンバーです。

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