北保育所運動会♪

2008年10月05日

今日は猪位金校区ふれあい運動会があるはずでしたが、雨天のため中止。朝から片づけを行いました。

なので午前中より衆院選関連の準備。その後兄の子供の通っている

田川市立北保育所の運動会を見に行きました。現在民営化の方針を執行部は出していますが、９月議会では厚生委員会に付託されている民営化反対の陳情が賛成多数で採択され、最終日に本会議で採択されます。私たち社民党市議団も民営化には反対しています。

他の市町村によっては市立保育園はあまり人気がないと聞いたことがありますが、田川市立保育園は３園ともとても人気で、定員いっぱいの状況になっているのが現状です。

しかしやはり乳幼児が保護者の方々と一緒に笑顔ではしゃいでいる姿は、とても素敵です（＾＾）

話は変わり・・・

今日はこのごろ思っていることを書こうと思います。

●入札改革は本当に機能しているのか？？

私はこれまで入札改革を行うべき、と３回一般質問してきました。入札結果については毎回契約対策室から資料をもらい、すべての案件をチェックしています。

しかしこのごろ特に思っていることは、市内業者優先という名の下に、談合の抜け穴が出来はしないかと言うこと。だって特殊工事は３～４業者しか田川市内では受けることが出来ないとしたら、そこで健全な競争はおきるか？ましてそれが業者の育成につながるのか？？答えはＮＯです。

また仮に入札日が８月以降でも、起工が７月中だったら新しい入札制度には引っかかりません。私の考えすぎかもしれませんが、７月起工が多いような気がしますが、どうなんでしょう？

契約対策室所管の入札以外の入札案件、そして随意契約の案件もどうなっているのか見えていません。特に随意契約は、そのプロセスが職員の恣意性が入っていないのか、また特定の業者に偏ったりしていないか、なども気になる部分です。

市内業者の育成は、単に田川市が仕事を回すことだけではないはず。健全な競争の中で、企業は育っていくと私は思います。それが田川市内の業者だけで出来るのであれば結構なのですが、そうでない場合は新しい方法も考える必要があるのでは、と思っているところです。

４回目の一般質問は今年度中に必ずしますので、そのときに詳しくつめていこうと思います。

●「広報たがわ」のアクセス件数は延べ人数。

今年３月議会と９月議会に述べた広報たがわの配布に関して、総務部長は例えば３月議会では「平成20年１月１日から31日までの間に、「広報たがわ」には4,873件、１日平均157件のアクセスが行われております。」と述べ、同じ趣旨の内容を９月議会でも述べています。

しかしこの件数、先日企画課で確認したらダブルカウントも入っている数字なんですね。分かりやすく言うと、私が同じパソコンで１日２回見ると、２件とカウントされるというものです。

それを入れたら、私のブログでも９月だけで１００００件を超えています。数字は一見説得力がありますが、それもまた恣意的に使えるということを、我々も考えなければなりません。

ちなみに同じページにある「わが街ウォッチング」も含めてですから、実際に広報たがわのＰＤＦファイルにどれだけの人が見たのかという、実人数はかなり少ないと思います。

●田川市立病院、６階西病棟閉鎖中

現在田川市立病院のベットの病床利用率は７６％とのことでした。これまでは９０％台をキープしていたのですが、今年度に入り急に下がったとのことでした。田川市立病院の担当者に聞くと、閉鎖をしても配置する看護師等の人件費を考えると、大きな損失にはならないとのことでした。

しかし実際の損失がいくらなのか詳細に計算しているんですかね？また総務省が作成した公立病院改革のための指針では、病床数が７０％を下回れば病床数そのものを減らすなどの見直しを図るなどの指針が策定されています。今後は閉鎖病棟を再度開くようにするのか、そもそも病床利用率の減少の原因はなんなのか、具体的調査はしているのか、そもそも赤字経営の状況をどう改善していくのか、最低でも私は見えていません。

自治体病院だから赤字でもかまわない、ということにはもうなりません。いろんな方面から意見を聞いてみたいと思っています。

ほかにもいろんなことが気になっていますが、時間の関係上以上となります。

市議会議員はこのように、いろんなことをトータルに見て、考え、提言していくことも行わなければならないことのひとつです。もちろんそれぞれの分野においては、プロではないので十分ではない部分もありますが、そこはいろんな方々や市民の皆様と議論を重ねながら、また勉強をしながら、議会で訴えていかなければならないと思っています。

これからも市民の皆様に選ばれ、そして市民の税金を頂いている者として、しっかりがんばっていこうと思います。