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市長マニフェスト、存在知らないが半数以上

2009年06月21日

先日の市長のマニフェスト検証会の件について、早速新聞に内容が掲載されました。まずは以下引用します。

 

2期目折り返した市長の施策 「公約知らず」「市政不満」 いずれも5割以上 10月にも検証大会

 田川青年会議所(嶋津亮彦理事長、JC)は18日、市長が2期目に掲げたローカルマニフェスト(公約)の進ちょく状況などを、市民511人に聞いたアンケートの結果を明らかにした。公約を知らない市民が全体の半分以上に上り、市政に不満を持つ人も5割以上いることが分かった。JCは10月に予定しているマニフェスト検証大会に生かす方針。17日、田川市内で大会実現に向けた会議を開いた。

 アンケートは4月7-26日に実施。対象は高校生・大学生(100人)▽20-40歳(110人)▽40-60歳(100人)▽60歳以上(101人)‐の4つの年齢層に市職員(100人)を加えた。JC会員が男女の割合を均等にした上で、13項目の質問に選択式で答えるアンケート用紙を配布、回収した。

 結果では、「市長が掲げた公約を知っていたか」の問いに「知らなかった」と答えた市民は265人(約52%)で、「よく知っている」「一部だけ知っている」を合わせた割合を上回った。さらに、「今の田川市市政に満足しているか」には「不満」と答えた人が277人(約54%)だった。

 一方、今後、「市長を選ぶ際に公約は必要か」の設問は「必要」が461人で9割に上った。市長に望む声として「市立病院の充実」や「清掃事業の民間委託」などが挙がった。

 伊藤市長は、前回選挙(2007年)に企業誘致や安全と安心のまちづくり、汚水処理構想などの都市基盤の充実などを公約に掲げて当選した。今回の結果を受けて田川JCは「選択回答が抽象的になったために、今後は個別の政策のアンケートも実施、分析したい」と話している。

 検証大会は、2期目の任期を折り返した市長の施策を市民レベルで考え、市民が市政に参画する機運を高めることを目的に開催予定。

=2009/06/19付 西日本新聞朝刊=

【引用終了】

 

市長のマニフェストについて具体的にどのようなものがかかれてあったのかは、田川青年会議所のHPリンク(PDF)されています。

 

しかしこれ以外でマニフェストの内容を公表してはいませんし、田川市のHPの市長のページにもリンクされていません。そしてンケートの結果からも市長のマニフェストについて知らないというのが半数以上ですから、これらの点からも説明責任という観点では不十分だということになります。というか、議会の発言の中でマニフェストに言及したことはほとんど皆無です。まさか存在を忘れていると言うわけではないでしょうが・・・。

 

また市政に対する不満が半数以上という点は我々議員も説明責任が果たしていない、または十分な政策が打ち出せていないことの表れでもあり、その点はとても反省しなければなりません。

 

秋に検証大会を開くということですから、ぜひ皆様が選んだ市長がどのような働きをしているのかしっかり検証し、今後の判断材料にしていただきたいと思っています。

 

なおアンケート結果についてはこちら(PDF)にリンクされています。

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