田川市立病院経営形態検討委員会２回目

2009年06月22日

今日、久しぶりに北九州市立大学大学院時代の恩師である三宅博之先生とお会いしました。先生は田川市にある福岡県立大学に用事で行っていたらしく、その際わざわざお電話を下さって再開をしました。

もともとバングラデシュ研究を行っている方ですが、環境教育関連にも積極的に取り組んでいます。私の修士論文の評価委員にもなっていただいた方です。

やはり大学研究者との会話はと、いつも現実ばかりを追いかけがちになっている現状から、一気に先進研究に目線が変わるので、とても新鮮です。

夕方からは「田川市立病院経営形態検討委員会」を傍聴しました。今回で２回目です。具体的には田川市の財政状況について、田川市立病院の財政状況について、などが話し合われました。

しかし専門家集団の意見というのはとても新鮮です。公認会計士からは財政を、元田川病院院長からは田川病院との関係を、地元開業医からは地元医師会との関係を、看護学部教授からは看護師としての役割をそれぞれ述べるので私自身も勉強になります。

一方で、市立病院についての庁内検討委員会については、説明した課長からは「結論が見出せなかったという」という趣旨の発言がありました。また資料を見なければなりませんが、庁内検討委員会でなにを議論していたのか、十分に見ないといけないと思います。

また信友委員長からはことあるごとに「市民にとってどうなのか」という点を指摘することも、とても重要な視点を常に忘れないでことを進めようという表れですので、その点はすばらしいと思います。

ただ独立行政法人化の話が初めて平場の会議で出てきました。この組織ありきの話になり、その具体的証明のために議論展開されるのであれば、また問題があります。その点はしっかり見ようと思います。

せっかくならネット中継やＹＯＵＴＵＢＥに動画配信してもいいのではと思います。事実１６時からの会議となると平日昼間に開いている方々しか行けないのですから、現役層には到底傍聴には行けません。

今回も資料は全て公開ということになりました。また資料の確認をしようと思います。

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