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権力をしばる道具&一部事務組合制度の問題点

2009年08月09日

今日は長崎の原爆記念日です。私の祖父兄弟も一家が原爆で亡くなっています。

 

現在「非核三原則」は国会決議も行われていますし、日本の国是という位置づけです。しかし近年は核兵器容認発言や、核の持ち込みについての密約疑惑など、核に関して様々な疑念が出ています。

 

社民党は非核三原則の法制化を目指しています。また民主党も長崎の被爆者団体との協議の中で法制化について鳩山党首が言及しました。非核の理念をより強固なものし、その分野で世界をリードすべきです。

 

平和で言えば、今日の午後9時からあった

 

「日本海軍 400時間の証言第一回 開戦 海軍あって国家なし」

 

を見ました。

 

日本が太平洋戦争にいたるまでが非常に生々しく述べられており、最後まで見入ってしまいました。

 

証言している方々はすべて当時の海軍の中枢部にいた人物ばかりですから、当時の政治・行政執行の現状を見る上での第一級の史料です。

 

いろんな思いを巡らしましたが、もっとも驚いたのがあれだけの戦争に対する戦略的な部門の脆弱さです。日米開戦の鍵を握っていた軍令部の中枢はわずか10人程度の機関とのことでした。

 

そしてもう一つは、この海軍が行ってきた様々な問題点が、実はいまの政治や行政が抱える問題点に極めて酷似しているという点です。

 

事実、開戦の理由と勝つための方策を書いた書類は、どう考えても無理だし、使用できっこない兵器まで書き並べて正当性を主張した、と当時開戦を反対した方は証言しています。まるで、需要予測をきわめて過大にして橋を架けてきた旧建設省のようです。

 

この点は司会をしていたディレクターも「今の社会の問題点と極めて似ている」と言及しています。

 

だからこそ権力をしばる道具や暴走させないための仕組みが極めて重要になってきます。憲法9条の役割はまさにそこにあるのだろうと思います。

 

調査能力や番組構成はさすがNHKだと思います。第2回、3回は明日と明後日に放映されます。ぜひご覧ください。

 

話は変わり・・・

 

新しいパソコンを買っておきながら、いまだに完全移行できていません。

 

プリンタや、データ通信用の端末など使っていたものを再びダウンロードしなければいけないし、まだまだ使い勝手がわからないし、うーーん、パソコンを変えるって結構ストレスたまります(><)

 

そして急遽小沢一郎民主党代表代行が福岡入り延期の連絡が入ってきました。残念ですが、今後に期待です(^^)

 

さて、昨日の福島みずほ社民党党首来援に関して、各社が報道してくれました。以下は引用です。

 

社民は「ハムサンドのハム」=福島党首

「社民党のない新しい政治は、ハムのないハムサンドだ」。社民党の福島瑞穂党首は8日、福岡県行橋市での記者会見で、衆院選後の同党の存在意義をこう表現した。

福島氏は自民、民主両党の戦いに埋没する懸念に関し、「働く人の権利や平和の問題は社民党だから言える。今こそ社民党に(一票を)入れると効果があると、強く主張していきたい」と強調。「食パン2枚だけではつまらない。ハムがなくっちゃ」とアピールに余念がなかった。 (2009/08/08-22:05 時事通信)

(引用終了)

 

この「ハムサンド」、移動中の車の中で考え出したものです。党首は社民党を「社民党はオムライス」など述べるなど、食べ物にたとえて党の支持を訴えています。

 

同じ社民党の辻元清美衆議院議員は社民党を「豆腐のニガリ」とも述べています。

 

個人的には、同じく辻元さんが言っている「野党共闘のカナメ」「新たな政権の品質保証」がすっきりくるんじゃないかなあ、と思うんですけどね(^^;

 

話は変わり・・・

 

田川地区清掃施設組合の汚職事件に関して、新たな記事が出ました。以下は引用です。

 

 

田川・不正入札 「業者に現金もらった」 逮捕の元福智町議が供述

 福岡県田川市など1市3町でつくる一部事務組合「田川地区清掃施設組合」の発注工事をめぐる不正入札事件で、競売入札妨害(偽計)の疑いで再逮捕された元福智町議の浦田孝一容疑者(60)=あっせん収賄容疑で逮捕=が、県警の調べに対し「(逮捕された)業者から三百数十万円を受け取った」と供述していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、あっせん収賄容疑での立件も視野に捜査を進めている。

 逮捕容疑は、浦田容疑者や同組合施設2課長平川慎二(53)、し尿処理施設設計施工業「山田工業」福岡支店営業部長細見純一(55)ら4容疑者が共謀。昨年6月、組合発注のし尿処理施設整備工事の指名競争入札で、浦田容疑者が平川容疑者から聞き出した最低制限価格を細見容疑者らに教え、公正な入札を妨害した疑いが持たれている。

 捜査関係者などによると、浦田容疑者は県警の調べに「山田工業側から最低制限価格を教えた見返りに、三百数十万円を受け取った」と供述。また細見容疑者らも浦田容疑者に現金を渡したことを認めているという。

 浦田容疑者は、組合発注のごみ処理施設整備工事でも、別の業者に最低制限価格を教えた見返りに現金を受け取ったとして逮捕されていた。

=2009/08/08付 西日本新聞朝刊=

 

どんどん出てきています。しかしある記者も「最終的にどこまで持って行きたいのかな」と言っていました。もっと本丸があるんですかね・・・。

 

しかし逮捕された平川という職員も、いけしゃあしゃあと組合議会で議案説明なんかしてたんですよね。よく覚えています。

 

私が組合議会で何度も入札問題について追及していたときも、もちろんいました。どんな気持ちで聞いていたんでしょう。。。

 

しかし私は大学院での修士論文でも広域行政について論文を書いたので、一部事務組合の地方自治における役割はそれなりに知っているつもりですが、広域行政は法律制定時の理念はとてもすばらしいのですが、チェック機能の脆弱さが多くの不正を生む元凶となっています。

 

そもそもは今回のようなゴミ処理や斎場業務など単一の自治体では負担が重い事業を共同実施する制度としてはとても重要です。理念としてもこの一部事務組合は、広域連合とともに、「特別地方公共団体」と規定され、基本的には田川市のような自治体と類似した組織形態となっています。

 

広域連合では、連合議員や首長の住民による直接選挙も制度上可能にしています(実例はありませんが)。

 

しかし、実情は自治体の市町村と同じである組合長は構成市町村のうち一番大きな自治体の長が、組合議員は各自治体議員が互選となっており、議会運営は「片手間」な状況になるのは避けられず、継続的かつ深い議論は十分におこなれにくい状況になっています。

 

事実、今回行われた7月組合議会においても、市町村議会では特別委員会を設置し綿密な議論をするはずの決算審査も含め、わずか1日の議論で終わっています。

 

また田川地区清掃施設組合に限っては、組合議会の前に田川市と川崎町1つ、福智町と糸田町で1つの「運営協議会」という名の会議があり、そこで組合議会に提出される議案について「7月議会に出す案件です」と説明をするなど、事実上「事前審査」をします。

 

これは田川地区清掃施設組合が、かつて2つ(田川市・川崎町で構成する一部事務組合と、旧赤池町・旧金田町・旧方城町・糸田町で構成する一部事務組合)が合併した際、

 

「ゴミ焼却場が一つになるまで、ゴミ処理・し尿処理の議案については旧一部事務組合の枠組みで協議して、組合議会に諮る」

 

という名残に基づくものです。

 

しかしゴミ焼却場はその後かなりの年数新たな建設ができないままとなっており、そのまま続く慣例がとてもいびつな制度として残っているのです。

 

しかしこの「事前審査」という行為は、地方自治法115条に違反するものです。しかも田川地区清掃施設組合の場合は「運営協議会」の事実上の権限がきわめて重く、ただのちょっと説明した、というのとは訳が違います。

 

その点は私も組合議員でいながら、きわめて認識が甘かったと反省しています。早急に改善すべきではないかと思います。

 

そしてもっとも重要なのが、住民との接点がきわめて少ないという点です。今回の入札妨害事件にしてもそうですが、田川地区清掃施設組合がどのように税金を使い運営されているのか、ネット上でも他の媒体でも知る由がありません。細かい内容については私のブログぐらいでしか情報がないのが実情です。

 

その点は早く田川地区清掃施設組合のホームページを立ち上げ、透明性を高める必要があるのではないかと思います。その透明性の高まりが不正防止につながると思います。

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